元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第293回
「生活習慣改善マラソン」のすすめ

インターネットを通じた禁煙マラソンとは、
メーリングリストを通じて参加者と
医師や禁煙マラソン卒業生とがメールを交換し、
励ましあいながら禁煙をすすめるシステムです。
僕はためしたことはありませんが、
1年後の禁煙率は
60%というサイトもあるようですから、
ニコチンパッチ、ニコチンガムよりは効果がありそうです。

さて、僕がはじめている「スローヘルス研究会」も
とくに玄米菜食を挫折しないで
ガン養生に役立てるために、
患者や家族とのメール交換が機縁で広がったものですが、
別にメーリングリストで厳しく、
チェックし合うものではありません。
食事の場合は楽しんで食べるという効果が無視できませんから、
食事を修業のようには考えません。
まあ、ゆるやかな「食事改善マラソン」のすすめ
ということになります。

ただ、悪い生活習慣を止めて、
快適生活、健康生活を取り戻すために、
僕の友人が広めている
「呼吸法マラソン」のホームページがありますので、
ひとつ紹介しておきます。
金沢竹哲さんというジャーナリストが開いている
「iweekly」という精神生活を高めるサイトです。
そのなかに「正心調息法」という腹式呼吸法を
1000日続けようというコーナーがあります。
この呼吸法は僕も取り入れていますが、
101歳のスーパードクター塩谷信男博士が編み出した
実に簡便な呼吸法です。

さらにこのサイトでは心身の健康のために
「ありがとう!マラソン」というコーナーもあって、
自然万物に感謝して心身を高めようという
精神生活改善のマラソンも始まりました。
興味のある人はアクセスして見てください。
いまやガンで亡くなる人が年間30万人、いや、
2012年には50万人という予測される長寿難病時代です。
これからはインターネットを通じて、
間違った生活法、健康法を正す、
みんなで支え合う、
そうした「生活習慣改善マラソン」が流行ると思います。


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2003年6月16日(月)

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