元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第320回
西洋医学盲信! 常識のウソ

人間の性格や器量とは悲しいもので、
子供の頃に刷り込まれた教育によって
大体が決まっているようです。
病気や医療に対する日本人の考え方、
さらにマスコミ論調にしても大半が
西洋医学一辺倒、
手術&抗ガン剤盲信主義に凝り固まっています。

この近代130年、日本人は、
大学病院こそ「命の権威」と教わってきたようなものですから、
ガンのような大病を患えば、
知性の塊といわれる学者でも作家でも、
エリートサラリーマンでも社長でも、
ガンは切れば即完治すると盲信して、
メスさばきで有名な「名医」を捜し求めることになります。

僕のように手術を強要する「ドクハラ医師」を拒否して、
放射線と抗ガン剤の治療に加えて、
天仙液という漢方薬とSOD様食品によって
ガンを押さえ込んだ…、
退院後は「玄米菜食」で、ちゃっかり5年延命してしまった…
こんなことを本に書いたり、講演で話しをすると、
大抵の評者が「なかなか患者には参考になる」が、
「文章に癖がある」とか「いかがわしさが臭う」などと、
実にしたり顔の批判を下すものなのです。
そのような人に限って、
ガンそのものではなく、治療の誤り、
いやドクハラ治療にいたぶられて、
命を縮めた人が、どれだけ多くいたことか?

もちろん、漢方薬や健康食品、さらに代替医療の薬には、
西洋医学が旨とする、
客観性や普遍性さらに証明性が薄い面があり、
中には、あの中国のやせ薬のように
トンでもない成分を混入したり、
どこかの井戸水を汲んできて
「ナントカも霊水」なんて、患者をたぶらかす
詐欺商法も跋扈しておりますから気をつけねばなりません。

しかし、西洋医学とてマスコミで、
喧伝されるほど万能ではないのですよ。
いくら役所のお墨付きを貰ったからと言って、
抗ガン剤にしても、抗生物質にしても、
医者の匙加減、病院の処方次第では、
薬となるどころか、命を奪う毒となる事例は
うじゃうじゃ出ているではありませんか?

たしかに医学研究の進歩は洋の東西を問わず、
素晴らしいわけですが、
その成果を患者に施すための、
医者のモラルと医療制度が疲弊していたら
まさに「薬が毒に変わる」わけです。
この長寿難病時代に問われていることは、
あなたの受けた治療が「命の医療」であったのか、なかったのか?
ここが問題となっているわけです。
そうだと思いませんか! みなさん。


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2003年7月13日(日)

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