元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第347回
しなやかな玄米菜食・夏のレシピ(1)

マクロビオティック料理研究家の鈴木博子さんが、
7月の「スローヘルス懇親会・夏休みin岩手」で腕を振るった、
美味しくて体にやさしい玄米菜食レシピを紹介します。

● 玄米シチュー(4人分)
<材料>

タマネギ2個、人参半分、レンコン小1個、シメジ3分の1パック、
椎茸(だしをとった後)2枚、コーン半カップ、出し汁6カップ、
玄米全粒粉(リブレフラワー・ホワイト)1カップ、菜種油大匙3、
塩大匙1、月桂樹・パセリ(適宜)

<作り方>
1.タマネギ、椎茸はみじん切り。シメジは粗みじん切り。
  レンコン、人参は5mm〜1cmの角切りにする。

2.鍋に油を熱し、タマネギをよく炒める。
  塩少々をふると甘味が増す。

3.シメジ、椎茸、レンコン、人参、を入れて炒める。

4.出し汁半分量を鍋に注ぎ入れ、
  月桂樹とコーンを入れてよく煮込む。

5.残った出し汁で玄米粉をよく溶かし、鍋に注ぎ入れる。

6.こげやすいので、へらで底を混ぜながら
  とろみがつくまで煮込む。

7.塩で味を整える。

8.盛り付けの時に適宜パセリを散らしたりする。

<鈴木博子さんのアドバイス>
* 季節によって様々に具を使います。
* 出し汁の基本は、昆布だし7:椎茸だし3ですが、
  体調、季節により変化させてください。
* 出し汁がしっかりとれていると、とても美味しくできます。
* 粉の量、塩の量は具によっても変わりますので加減してください。

さあ、この玄米シチューは、乳製品を使わなくても、
コクのある美味しい味に仕上がりますので、
7月の懇親会でも、オカワリする人がたくさんいました。

夏はどうしても食欲が湧かず、ともすれば、
冷たい飲み物や果物や蕎麦類に食事が偏ります。
でも、この玄米シチューなら、
滋養にも富み、食欲をそそります。
とくに材料の玄米全粒粉・リブレフラワーは
腸での消化吸収もよく、繊維質も豊富ですから、
体に溜まりやすい酸化した毒素を上手く排毒でき、
便秘の解消にも繋がります。
さらになんといっても無闇と体を冷やさないことがよろしい。
夏の料理としてはおすすめです。
早速、わが家でも夏の定番料理の一品に加わりました。


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2003年8月9日(土)

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