元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第435回
続・顔艶をみれば病気が分かる?

顔艶を見れば病気が分かる「望診法」とは?
10月のスローヘルス懇親会で講演された、
マクロビオティック食養指導者・山村慎一郎さんの話の続きです。

中国最古の医学書である
黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)
に基づいたもので、
陰陽五行学説の医学理論だそうですから、
いかがわしいと思う人もいるでしょう。
あくまで古来、歴史が培ってきた
観相法の1つと思って読んで知っておくと面白いものです。

まあ、これを上手く応用して、
健康維持のひとつの指標にでもすれば、
「転ばぬ先の杖」となることにつながるかも知れません。
以下、陰陽五行の難しい学理は省いて、
望診のさわりだけを抜粋します。

・前頭部が赤くなるのは脂漏性湿疹の兆候。
 黒いシミがあるときは膀胱炎の危険信号。

・額のシワは小腸を表し、
 それに連動する脳や神経系のストレスを予兆しているそうです。

・眉間のシワ。これは肝臓を表し、
 さらに赤みを帯びていると酒(=火)の危険信号。

・鼻白。これは消化器=胃腸の変調を表す。

・鼻の両脇が黒ずんだり、赤くなるのは、
 風邪、喘息、気管支、肺に要注意。

・鼻の頭が赤くなったり黒ずんだり、
 毛穴が大きくなると、心臓肥大に注意。

・上唇の上のヘルペス。これも胃のトラブル。

・下唇が乾くと、大腸の変調。これを治すには
 柑橘類のような酸っぱいもやリンゴを食するとよい。

・目が赤くなるのは疲労と肝臓病。
 砂糖やアイスクリームといった
 エネルギーの高いものを控えた方がよいようです

・目の回りのクマは腎臓疾患の予兆

まだまだ、山村さんの望診法は続くのですが、
懇親会の参加者も、
お互いとなりの人の顔つきをみながら、
フムフムと頷いているのは面白い光景でした。


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