元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第453回
ガン転移? こんどはビワの葉温灸器

ことしの11月はまるで梅雨のように
じめじめと温かい日が続いたことがありましたが、
またぞろ、頭全面に吹き出物が出て
頭痛が止まらないアクシデントに見まわれました。
まえに処方した里芋湿布というのは
シリにあてがうために手間隙が罹るので、
梅のエキスをナメながら、
今回は、ビワの葉温灸器を毎日、腎臓に当てたり、
首やコメカミ付近のツボにあてて手当をしておりました。

ところが5日後に、
口の中の上顎に小豆大のヘルペスみたいなものが
プチンと出てきたのですね。
やがて、薄皮が壊れて血が吹き出しました。
昔から、こうした症状を経験したことが何度かあり、
そのときはすぐに治りましたが、
こんどはヘルぺスもどきのつぶれた跡が、
痛くて痛くて、とうとう鼻から頭に
抜けるような痛みに変わってきたのです。

ガン患者とは悲しいもので、
「頭に転移したのではないか」と不安がよぎりました。
かかりつけの耳鼻咽喉科に行ったら、
「硬いパンの耳を食べたりして傷がつくとこうなります」
といって抗生物質をくれたのですが、
なかなか痛みが治まらないんですね。
ますます不安が重なります。

でも、僕は、この5年、季節の変わり目には、
なにかの変調があることは学習してきましたから、
「ガンが暴れる危険信号であるとともに、
ビワの葉や梅エキスで手当したために、
それを防ぐ排毒効果が上顎に出た」と理解したのです。

ビワの葉温灸器をさらに3日間続けて見ました。
さらに帯津良一医師にいつも処方してもらっている
高麗人参などを調合した漢方の煎じ薬でうがいをするようにして
飲んで見ました。
またしてもヘルペスの傷痕からの痛みも治まり、
鼻から頭へ息がスムーズに通るようになって
あの頭痛が治まってきたのです。

里芋パスタだのビワの葉など、
おかしな手当法の話ばかりしていると、
僕の「脳みその中味」までおかしくなったと誤解されそうですが、
なんども書きますが、
ちょっとした痛み止め薬だけでは歯の立たない、
じつに微妙なバランスで、
人間の体は出来ているのですね。


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