元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第507回
「ガンを切らずに治す」には?

昨年末、僕は「東京スポーツ」という夕刊紙に
「ガン 切らずに治す患者学」というコラムを
日刊連載しておりましたが、
東京の読者ばかりか、
姉妹紙の「大阪スポーツ」「九州スポーツ」「中京スポーツ」と
全国の読者からかなりの、
メールをいただきました。

全国には300万人近いガン患者が、
1年、5年、10年と日々闘っているわけですが、
医療ミスやドクハラ事件を耳にすることも多くなり、
なんとか心身のダメージを少なくして
「長寿延命」を快く得られないものか?
こうした考えを持つ人たちが
増えてきたのだと思います。

ことしに入ってからも、
いろいろな症状のガン患者や家族の方たちから、
「ガンを切らずに治すにはどうしたらよいか」
「大学病院で手遅れだと手術を断わられたが、
ほかに治療法、養生法はないのか」といった
悩みや相談のメールが舞い込んでいます。

とくに父親のガンを心配する
娘さんからのメールが多いのには驚きます。
「肝臓ガンなのだが、食事療法、漢方薬はどうだろうか?」
「食道ガンの手術を受けられないといわれたが、
天仙液、プロポリス、アガリスクなどを
飲んだほうがよいか?」
「前立腺ガンが疑われているが、
ホルモン療法、そして、
今話題のプラキセラピー療法はどうだろうか?」

このコラムを読んでいる人ならおわかりのとおり、
手術だけがガン治療ではないわけで、
情報を集めれば、体にダメージの少ない治療法も
たくさんあります。
また「切る、叩く、焼く」という対症療法だけでは、
ガンは再発転移の危険性をはらんでいるわけですから、
こうした対症療法と併行して、
食事や呼吸法、漢方などによる
日々の養生法との組み合わせが大切なわけです。

帯津良一医師などは、
これをホリスティック医療(全人的医療)として
推進していますが、
僕たちの仲間では
スローヘルス(しなやかな健康法)と命名してすすめています。

患者、家族、医師が一体となって、
「ガンを切らずに治そう」
「心身にダメージの少ない治療法を選ぼう」
こうした組み合わせ発想を工夫している
実践者、快癒者については、
すでに何人か知人友人に出てきておりますので、
次回から少し紹介しておきましょう。


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