元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第523回
漢方薬そして天仙液、紅豆杉茶

3月25日のスローヘルス懇親会の講師で
中国医学の権威・袁(えん)世華教授について
知りたいという問い合わせが
いくつかメールで来ましたので、
少し紹介しておきましょう。

中国の東北部、
長春中医学院大学の教授を長く務められましたが、
日本の医大にも友人が多く、
10年ほど前から日本にも研究所を作り、
日中の漢方薬研究と普及のために尽力しておられます。

漢方薬も日本では玉石混交で使われていますが、
患者一人一人の症状や体質にあわせて、
処方するのが、中国医学の特色ですから、
やはり病院の治療や薬の他に、
漢方薬を併用する、
また中国系の健康食品を飲用する場合は、
本格的な漢方医に相談すべきだと思いましたので、
次回3月25日のスローヘルス懇親会に
お招きすることにしたわけです。

日本語もペラペラ。
読売新聞にコラム連載したり、
「漢方薬がよくわかる本」(河出書房新社)
「女性の宝・当帰 驚異の漢方薬」(冬青社)
「ペイチー茶 驚異のパワー」(ごま書房)など
著書もたくさんあります。
人相はちょっとゴツイ感じがするかも知れませんが、
とてもやさしい先生です。

中国医学の理論や診察法、治療法はもちろん、
日本でもガンやアトピーの患者に
話題の天仙液や紅豆杉茶といった
漢方生薬についても詳しいので、
副作用の心配はないか?
自分の体質にあった処方を受けるにはどうしたらよいのか?
そうした悩みを持っている患者には、
相談相手としてはぴったりだと思います。

袁教授の地元の長春は、
霊峰・長白山を仰ぐ薬草資源の宝庫。
長白山の火山地層と水が
良質の漢方薬を多く生んでいる土地柄です。
話題の漢方薬・天仙液もここから生まれた薬です。

ウチのカミサンは
リウマチで悩んでいることはまえに書きましたが、
数年前に僕たちが長春中医学院大学に行ったときも、
袁教授が、カミサンに
国家名医の称号を持つリウマチの医師を紹介してくれたり、
昆虫の蟻の亜鉛を成分とした漢方薬が
リウマチにはよいだろうと、
親身になってあれこれ探してくれました。

3月26日のスローヘルス懇親会に興味のある方は
別掲に応募の決まりがありますので、
早めに申し込んでください。


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