元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第542回
バレンタインデー余話

ことしのバレンタインデーにはチョコレートを貰ったり、
送ったりしましたか?
20代、30代のころは
義理チョコを含めて、
食べきれないほど貰った覚えがありますが、
60歳を過ぎれば、
そうした女性のお相手も激減するばかりか、
僕の実行している食養生法では、
チョコレートやコーヒーのような食べ物は陰性の強い食品で、
あまりガンにはよくないとうわけで、
この数年、あまりバレンタインチョコには縁がありません。

先週、伊勢丹の「茶屋マクロビオティック・レストラン」
カミさんと食事に行ったおりに、
地下の伊勢丹の入り口から
女性たちの行列がはみ出しているので、
なにの店かと覗いてみると、
これが、いま内外のショコラティエ(チョコレート職人)の間では、
人気ナンバーワンといわれる、
ジャンポール・エヴァンのお店なんですね。

フランスではM・O・Fつまり、
国家最優秀職人の称号を取得したというので、
日本女性にも人気の的だそうです。
店内はまるで宝石店か、
シャネルやエルメスのような高級ブティックのような
シックな雰囲気になっていて、
宝石ケースみたいなショーケースには、
ボンボン・オ・ショコラといった一品が、
ダイヤモンドのように並んでいるではないですか?

まあ、宝石とは違って
一口チョコなら1個250円ほどですから、
カレシにプレゼントするだけでなく、
しっとりとしたお店の雰囲気が楽しめるのも
女性の人気を集める理由なのでしょう。
お店の中には高級バーのようなコーナーもあって、
チョコレートドリンクも楽しめるわけですから、
これでは長蛇の列になるのも止むを得ませんね。
まあ、100円ショップや激安牛丼の世界とは対極的な
高級こだわり商法なのですね。

その日、僕たちは高級ショコラには興味がないので、
7階の茶屋マクロビ店で、
玄米菜食イタリアンを食べて帰りました。
と、家に帰ってパソコンを開けると、
ガン友だちの長崎の“蝶々さん”から、
「バレンタインにはいいもの贈るから楽しみに」
というメールが入っていたのです。
まさか、チョコではないでしょうが?
何かなと心待ちにしておりました。


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