元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第544回
痛快!命のバトンタッチ

ガン友だちの“蝶々さん”からのバレンタインの贈物は、
チョコならぬ、懇意しているという
早川薬局の漢方の練薬だったのです。

う〜ん、色気のない話だなあと呆れないで下さい。
出物腫れ物ところかまわずといった癌爺にとっては、
チョコに勝るプレゼントでありました。
僕の痔に塗り込んだ、特製の練薬は
なんとも自然の香りのよいもので、
きっとよい薬草がたっぷり練り込んであるものなのでしょう。
二日ほどたってから、
あのいやなお尻の不快感がなくなり、
おトイレも息張ることがなくなったのです。
爽快、爽快!

では、もうひとつ、
蝶々さんがガン用に使っているという
ヘソ薬はどう使うのか?

「私が使っている練薬はおヘソに塗り込んで下さい。
 少しで良いです。
 朝・夕がbetterと言われてますが、
 私はついついお風呂上がりのみ(^_^;) 
 「ちらす」ので、ヘルペスや浮腫にも効果あると思います。
 私はリンパ取られているので、
 すぐに鼠径部が腫れるのですが、
 これがあれば癌爺が昔やっていた
 “里芋湿布のシリ穴療法“なんて不要となるはずです♪」

さっそく、癌痔爺より蝶々さんに
「ガンバレンタインのプレゼント有難う。」と
駄洒落メールを送りました。
間髪を入れず、返事が参りました。

「癌痔爺さま
 ガンバレンタイン、いいね〜♪
 さすが編集長、うまいっ!座布団10枚!
 良かった、無事届いて…。蝶々より」

“ドクター早川”にはきっと秘伝の秘があるのでしょうが、
こうした自然治癒力を誘う逸品にお目に掛かることは、
なかなか至難のワザであります。
まあ、練薬の効用云々はともあれ、
蝶々さんのくったくのない
“プレゼント心”って患者仲間には最大の良薬なのですね。
「ガンバレンタインデー 座布団10枚か(^0^)」――
こうした明るい交信メールなら、
「痛快!命のバトンタッチ」というわけで、
どんどん輪を広げていきたいと思っています。

ちなみに“ドクター早川”は熱心な方で、
肌によい保湿用の練薬、
またリウマチ用の塗り薬など、
40種類の薬草を独自の方法で調合して、
いろいろな練薬を開発しているそうです。
「ケント早川薬局」の住所は以下です。
福岡県嘉穂郡穂波町楽市407−7  


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