元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第621回
ちょっと耳より!新・菜食事情

「ガンは食べて治す」の共著者・
岩手東山の鈴木博子さんからの、
心身にやさしい料理情報の続きです。

昨年末のことですが、突然
「この小芋、とても自然な甘味で
 ホクホクして美味しいから食べて見てください」
と、「アピオス」という親指大のお芋が送られてきました。
軽く茹でたものが2個ずつ、
ラップに包んであるのですが、
ちょっと温め直して、
このまま皮ごと食べると、
まるで栗のように美味しいのです。

みなさん、アピオスって知っていますか?
アピオスは「ほどいも」とも呼ばれ、
昔、インディアンが食べていた
繊維も豊富で栄養価も高い芋だそうです。
学名はApios tuberosa Moench
(塊芋・土芋・ホドイモ・ホトドコロ・土欒児)。

鈴木博子さんは、地元の有機農家の方で、
この小芋を栽培している人に遭い、
自然味にほれたそうです。
たしかに、わが家でも、いまでは常食していますが、
オヤツ代わりによろしい。
どうしても口寂しくなると、
クッキーやケーキを食べたくなるのですが、
こちらなら体に優しいことは間違いありません。

「これを数年前に入手し、
 自分で作っていた方と昨年出会いました
 今後は自分たちで一歩進めた形でやっていこうと話しています。
 ちなみに私も百姓の真似事をすることになりそうです。
 これからの時代、注目株の一つだと直感してしまった芋です。
 昨年分はもうないのですが、
 譲ってもらっていた芋が少々ありますので
 こんど、お送りします。
 頑固な便秘の人にも薬いらずで、好評です。
 親指ぐらいの芋を一日1個でいいんですから、
 本当にすごい芋だなと思います。
 食糧難に備えて、これも一つ、と思います」

そろそろ、鈴木さんから
アピオスの種芋が送られてくる季節となりましたので、
家庭菜園をやっているうちのカミさんも
楽しみに待っているところです。


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