元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第724回
5年生存率の数え方がおかしい

「病院の実力を評価せよ」
「治療成績の公開が病院を変える」
という表題のNHKの番組が、
いかにも患者のための趣旨で
出来ているように見えたのですが、
じっくりチェックしてみると
「患者の本位」ではなく、
巧妙に「医師の論理」で貫かれていた――
こんな話を書いてきました。

いったい、患者にとって信頼できる治療、
病院、医師のチェックシステムは出来るのでしょうか?

僕は、幸いにもガンの手術を拒否して、
5年生存率、いや健存率をクリアできたのですが、
だからといって、
放射線科と内科が、それぞれが、
「5年生存率」の治療成績を自慢?する姿は、
まさに医師の勝手な論理、
患者からみればおかしいと思いませんか?

僕の場合は、はっきりいって、
いくつかの治療の組み合わせで
5年健存率をクリアできたわけです。

●入院・初期治療の段階では、
  大学病院の「放射線」「抗ガン剤」治療、そして
  漢方制ガン剤「天仙液」、健康食品「SOD」――
  この組み合わせで、
  6センチの食道ガンの腫瘍が消滅したわけです。

●そして退院後・中間期治療の段階では、
  マクロビオティックによる「食事療法」と
  漢方処方の「煎じ薬」が
  功を奏したようです。
  その合間に温泉療法、
  呼吸法から音薬療法まで
  さまざまな自然治癒療法を組み合わせました。

いま全国のガン患者、体験者は
300万人いるといわれますが、
多くの患者さんも中には、
手術+抗ガン剤+代替療法+健康食品とか、
放射線+抗ガン剤+漢方薬といった、
治療+養生の組み合わせで、
5年生存率、いや10年健存率を掌中にした人が
大勢いるはずです。

厚生労働省の研究班の調査にも、
大学病院入院中の半数が、
主治医に内緒で代替療法を組み合わせている
というデータがあがっています。

もはや、ガン治療は、
『合わせワザ』の時代というのに、
医師・病院の世界だけが、
旧態依然とした専科セクト主義にこだわって、
「5年生存率公開」「治療成績公開」を渋っているとしたら、
これほど遅れた嘆かわしい事態はないでしょう。

というわけで、
僕自身としても、遅遅として進まない
日本の治療情報公開や医療改革を待っていても
とてもとても寿命が持ちませんので、
「賢い患者学」のすすめを広めたり、
とうとう、トータルケア治療を目指す、
土屋繁裕医師と共同で、
「100万人のガン患者手帳」ともいうべき
「医者と患者でつくった ガン治療入門」
という本を書き下ろしたわけです。

まだ読んでいない人も多いと思いますので、
次回から、「ガン治療は合わせワザ」という
僕の考え方を抜粋して公開しようと思います。


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