元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第768回
大手書店推薦の「健康本」にランクイン!

僕と土屋繁裕医師の近刊共著
「医者と患者でつくったガン治療入門」
(NTT出版)が、
いろいろな夕刊紙や雑誌で話題となった話の続きです。

夕刊紙の『日刊現代』の9月15日号では、
「健康本はコレがお勧め」という
9段抜きの特集が掲載されたのですが、
この中の一冊として、
僕たちの共著
「医者と患者がつくったガン治療入門」も推薦されました。
この特集は、ジュンク堂書店、
ブックファースト、旭屋書店、紀伊国屋書店など、
東京の大手書店の、
名物担当者が選ぶというもので、
「医者と患者でつくったガン治療入門」を推薦してくれたのは、
紀伊国屋新宿本店の伊藤晃子さんという担当者でした。
嬉しい限りです。

最近、本屋さんで書店員手書きの
「本の紹介文」が注目を浴び、
いまや「書店員が選ぶ本」がブームとなっていますが、
ただ、派手な表紙やPR文句だけでなく、
じっくり本の内容を紹介する
「書店員が選ぶ本」は
それなりにグッドセラーの信頼性を勝ち得ているのだと思います。
この大手書店員の推奨本には、
まえにこのコラムでも取り上げた、
「あなたのためのがん用語事典」や、
安保徹教授の「体温免疫力」などもとりあげられておりましたが、
こうした健康本をいくつか座右に備える――
ガン情報戦の「合せワザ読書」が
大切の時代になってきたと思います。

さて、僕たちの本については、
このほか、サンデー毎日、週刊文春といった週刊誌、
そして「PHPほんとうの時代」といったシニア雑誌も
こぞって取り上げてくれました。

「『ドクハラ』を提唱する医者と、
 手術を拒み食道ガンから生還して
 5年健存率をクリアした患者の異色コンビが(略)
 31種類のガン既存治療を解説しつつ、
 心身に負担をかけない治療法を提唱。(略)
 患者の視点に立ったガン治療本を求める読者には待望の書」
(週刊文春 9月16日号)

「ガンの本には医師サイドから解説された専門書が多く、
 患者本位で書かれたものが少ない。
 本書は、ドクハラ撲滅を提唱した外科医と
 5年生存率をクリアした患者が共同で作成した
 日本初のガン患者手帳」
(PHPほんとうの時代10月号)

ガンの治療とは、最新医療の技術進歩だけでなく、
患者の的確な「選択の知恵」が必要とされる時代となりました。
「医者と患者でつくった ガン治療入門」という本は、
これからの新しい考え方に基づいた
患者本位の「ガン家庭百科」ですから、
ぜひ、書店か、図書館で手にとって見てください。
「命を掴む知恵」が、
しっかりと身につくことは間違いありません。


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