元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第769回
帯津哲学と「患者のキッス」

まえに、ホリスティック医療の草分け、
帯津良一医師に密着取材して、
なぜ多くの患者がこの医師の元に助けを求めるのか?
その革命的ともいえる、
ガン治療の秘密を書いたノンフィクション
「どんなガンでもあきらめない」について
紹介したことがあります

先日、この本の出版パーティがありまして、
当の帯津先生の講演がありました。
帯津医師は、その前の週に、
30数人の患者さんたちと、
内モンゴルの平原を散策する旅に出かけ、
そのときの思い出話をされました。
「モンゴルにはもう10回ほど旅に出かけておりますが、
 また、平原のはるか彼方に広がる
 「虚空」とじっくりと語らってきました」

帯津医師に診察を受けたことがある人、
また先生の「養生は爆発だ」
「ガンに勝った人たちの死生観」といった著書を読んでいる人は
分かっていると思いますが、
帯津医師の哲学は、
虚空と一体となったときに生きる勇気が湧いてくる――とする、
人間の命を150億年の虚空=
大宇宙生命体の中で捉える壮大なものです。
ですから、死をただ恐れたり、
一方、頭でっかちに「生とは、死とは」と考えるのではなく、
自らも、患者も一緒になって、
大自然、大宇宙のエネルギーの“場”の中に抱かれて、
生死を体感しようという旅を今回も計画されたわけです。

「ガンの治療にしても、
 いくら薬があっても、医師がいてもダメです。
 患者と家族と医療関係者が心を合わせて作る、
 命のエネルギーの“場”を作ることが大切なのです」

帯津医師の講演のように、
モンゴルだけでなく、
当日のパーティ会場も、生きる喜びを満喫する
患者さんたちのエネルギーが高揚しておりました。
とくに、患者さんたちが壇上で演じる、
気功の模範演技はすばらしいものでした。
手足のワザが熟練しているというのではなく、
演じる4人の患者さんたちの顔が、
みるみる仏さまのように澄み切った顔に変身していくのには、
驚きました。

もっと、びっくりしたハプニングがありました。
先生を熱烈に信頼する女性患者が挨拶をされたのですが、
この人、帯津医師より10センチほど背の高い美人ですが、
スピーチが終わるや
「先生、命を助けていただいて有難う。
 先生、大好きです」と、
小柄な帯津医師を抱きしめるや、
チュッチュチュッチュと、
おでこや頬にキッスの嵐を撒き散らしたのです。
頬を高潮されてニコニコしている帯津医師・・・。
ああ、高邁な帯津哲学とは、
患者の心の奥底まで浸透しているからこそ、
末期のガンからも生還できるのではないか?と分かりました。
もちろん、会場は大爆笑の渦!
いっきに命の”場”のエネルギーが高まったことは
いうまでもありません。


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