元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第775回
ユニークな女性風水師に会いました

薬がいくら良くても、
どんなに医療設備が最新でも、
ガンは治せるものではない。
手術や化学薬で臓器を叩くだけではなく、
患者と医師、家族との協力によって、
周囲に、生きる勇気をみなぎらせる=
「生命場エネルギー」を高めることが一番だ――という
僕の主治医・帯津良一医師の話を前にかきましたが、
先日、とてもユニークな女性風水師に出会いました。

女性風水師などというと、
いかがわしい面構えをした、
いかにも恐ろしげな「占術老女」を想像しそうですが、
この人は、洞沢鯉江(りえ)さんといって、
じつに話術が巧みで目のキラキラと輝く、
まだ年恰好の若い女性なのです。

長い間、スポーツ医学によるリハビリ指導を学び、
鍼灸・マッサージの国家免許も持つ治療師なのですが、
一方で「紫微斗命」(しびとめい)といった運勢学、
さらに風水環境学といった中国古来の五術も習得。
ただ吉凶方位を診断するという、
ありきたりの風水師ではなく、
「心、体、環境」の三位一体のエネルギー・バランスを
総合的に整えることが、
幸運な人生設計を築くヒケツだと説く、
トータルバランス・セラピストを自称する面白い人です。
いわば、西洋の健康法と
東洋の鍛錬法・運勢術の長所を組み合わせた、
ユニークな人生相談カウンセラーといったところです。

さて、トータルバランス・セラピストなどといいますと、
なんだか、分かりにくいわけですが、
とくに、興味を持ったのが、
風水学を活用した、
「身辺の環境改善・運気好転」という発想法です。
自己鍛錬や自己瞑想、運勢診断によって、
自分の「体内エネルギー」を高めるだけでなく、
自分の回りの「環境エネルギー」を高めることによって、
より自分らしく輝く人生をモノにしようという考え方です。
まずは、家や部屋を綺麗にする、
事務所を整理整頓する――
生活の発信源=生活の場(フィールド)をまず整えることが、
恋愛、健康、ビジネスを上手く運ばせるヒケツだというのです。

僕は、主治医の帯津医師が説く、
「ガンを治すには、
 身の回りの『生命場エネルギー』を高めることが大切です」
という発想に似ているなあと思いました。
そういわれれば化学液と屎尿、
さらに死臭も漂うガン病棟に長居していた
同輩たちは、大抵が衰気エネルギーにまとわりつかれて、
残念なことに亡くなったように思います。
部屋や仕事場の机の上が乱雑な人は、
なかなか出世もビジネスも上手くいかないようです。

あなたの身の回りはどうでしょうか?
「ビジネスもヘルスケアも、
 そして運気好転も、まず、
 あなたの身の回りの環境を整えることからはじめましょう」
という、この女性風水セラピストの発想は
ちょっと面白いと思いませんか?


←前回記事へ 2004年10月10日(日) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ