元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第829回
抗ガン剤は「魔法の弾丸」か?

ガン患者が、
必ずと言っていいほど投与される薬=
抗ガン剤について、あなたはどれくらい
知識を持っているでしょうか?
よく、専門書を読むと、
ガン特効薬の「魔法の弾丸」などと書いてある本もあります。

また、効き目のある反面、
副作用で死ぬこともあるという、
恐ろしげな話も聞いたことがあるでしょう。
新聞やテレビで抗ガン剤の新薬開発のニュースばかりが
華々しく伝えられますが
実際に打たれているガン病棟の患者には、
現実の抗ガン剤そのものの正体が
あまりにも、
知られていないのではないか?

抗ガン剤といっても
すべてのガンに効果があるのではなく、
脳腫瘍、黒色腫、腎臓ガン、膵臓ガン、肝臓ガンなどには
ほとんど期待できません。
また、抗ガン剤の副作用は、
他の薬に比べて非常に強いものです。
悪心、嘔吐、脱毛、白血球減少、血小板減少、
肝機能障害、腎機能障害などが
非常に強くおこります。

というわけで、
今回から数回に渡って、
「抗ガン剤の賢い受け方」
「賢い抗ガン剤の対処法」について書いていきましょう。
たとえ抗ガン剤が効いたとしても、
強い副作用でからだがボロボロにされたり、
命を失ったのでは
元も子もありませんからね。

さて、これから解説する
「抗ガン剤の効果と副作用」については、
新刊「帯津良一のがんに打ち克つ〈いのちの手帖〉」
(帯津良一・監修 関根進・著 二見書房)に、
掲載した一部からの抜粋ですが、
心身にダメージの少ない治療で、
自分に納得できる人生を歩みたい、
スローヘルスな治療計画で延命したい
という方には必読ですから、
ぜひ、ファイリングしておいてください。


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2004年12月3日(金)

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