元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第894回
王振國流の「ガン治療革命=4つの療法」とは?

天仙液の開発者、王振国医師
講演の続きです

          *

さて、中国の北京、上海、珠海、
この3つの場所に主要病院を開設しておりますが、
この主要病院では、
中国医学をメイン、西洋医学をサブとした
トータルな治療を行っております。
食事療法、薬物療法、薬餌療法を含めた、
ガンの統合医療です。
そして非常に顕著な効果を得ています。
これにより、これまでの偏った医学モデルというものが、
どれだけの人を死に至らしめたかということが分かります。

では、ガン治療革命、
つまり、私の実践している統合医療についてお話しましょう。
私は、ガンに打ち克つための「4つの方法」を提唱し、
「ガン治療の革命」を実践して、
多くの患者さんに奨めております。

1.生きる勇気をもたらす「心理療法」
2.1+1=2プラスαにする「中西医結合療法」
3.退院後に大切な「リレー療法」
4.薬食同源の「食事療法」を忘れてはいけない

それでは、この4つの新しい治療法則について、
一つ一つ説明していきましょう。

1.ガン治療革命・第1の療法/
  生きる勇気をもたらす「心理療法」

まず、ガンに打ち克つための第一の療法とは
心理療法の重視です。
ガンを治すには、
まず、自分自身を拠りどころとしなければならない
ということです。
「病気は神が治して、医師が包帯を巻く」と
治療のあるべき姿と説いた
有名な治療訓がありますが、
神とは、患者自身の心のことでしょう。
神は公平に、人間の一人一人に人生・命を与えて、
その人の人生が成功するか否かは、
その人自身にかかっていることになりますからね。
「自分は自分の神である」わけです。

ガンの患者も同様です。
あなた自身があなたの最高な医者なのです。
あなたが心の問題を克服しなければ、
ガンを治すことはできないでしょう。
私たちにとって一番大切なことは、
納得した治療を選んで、QOL(命の質)の高い、
悔いのない人生を掴み、
楽しく愉快な生活をすごすことでしょう。
闇雲に医師や薬だけに頼っているだけでは、
いずれ誰かを恨んだり憎んだりすることにもなりません。

ですからガンの治療の面では、
なんとしても「生きるぞ」という勇気を持ってもらうように、
薬の投与より、
まず世間話や処世のあり方について
じっくり患者さんと話をすることから始めます。
心の問題から解決していくことが
治癒の近道になることは間違いありません。
よく、ノルマに追われた大病院で
「病気を診て病人を診ない」医師が、
患者から糾弾されますが、それではいけません。
とくに、ガンの初期では非常にショックを受けて
ただ恐れおののく人がいるわけです。
もちろん、全く怖くない、と言ったら嘘になるでしょう。
大事なのは、これに打ち勝つ、
心の持ち方を支援することが、
私たち医師の第一の役割なのです。


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2005年2月6日(日)

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