元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第958回
日本で有数のラジウム温泉

「私たちは“やわらぎの湯”でがん・難病を治した」
(田中孝一・著 二見書房)
という本で紹介されている、
天然ラジウム温泉=三春温泉
“やわらぎの湯”話の続きです

この温泉の泉質や場所についてのガイドを
引用しておきますので、
もし、行ってみたい人は参考にしてください。

「温泉水1キログラム中に
 ラドンを30(100億分の1キュリー単位)
 以上含んでいる温泉が放射能泉で、
 この泉質は「やわらぎの湯」の他、
 秋田県の玉川温泉、山梨県の増富温泉、
 鳥取県の三朝温泉などの温泉地でみることができます。

 天然のラジウムは、
 アルフ(α)線、ベータ(β)線、ガンマ(γ)線という
 三種類の放射線を放出します。
 ラジウムがアルフ線とベータ線を出して
 空気中で分裂崩壊(放射線崩壊)をしたとき
 「ラドン」という気体が発生します。
 このラドン(ラジウム放射能)の含有量によって
 ラジウムの強さがわかります。

 「やわらぎの湯」の大浴場や展望風呂に使われている
 お湯は弱酸性(ph6.7)の
 放射能泉(湧き水)を沸かしたものですが、
 温泉分析書では
 ラドン含有量が302.5(100億分の1キュリー単位)
 という結果が出ています」

日本でも有数のラジウム温泉というわけです。
温泉を楽しむ順序としては、
最初に「岩盤浴」をして汗をいっぱいかいて、
岩盤を出てから30分ぐらい体を休めてから
「大浴場」に入るようです。

「岩盤浴場は、岩盤の上に
 衣類(パジャマ、浴衣等)を着用したまま寝て、
 天然の放射線「ラジウム」を直接浴びることができる施設です。
 岩盤浴場は、35人収容可能な第一岩盤浴場と、
 65人収容可能な第二岩盤浴場があります」

「1階には日本有数のラジウム放射能含有量を誇る
 御影石の大浴場があり、
 お湯の温度は約43度と熱めに設定してあります。
 初めて入る人、熱いお湯が苦手な人は、
 腰までつかる半身浴等で1〜2分程度入浴して、
 あとは洗い場で体を冷ます。
 これを繰り返すだけでも十分、
 ラジウム泉の効果を得ることができます」

ちなみに、交通アクセスは・・・
●磐越自動車道「郡山東I・C」から10分、
●「船引・三春I・C」から15分、
●東北新幹線「郡山駅」から車で30分
●磐越東線「三春駅」から車で10分、
●福島空港から車で45分

立地条件に恵まれているのも
人気の一因のようです。


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2005年4月11日(月)

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