元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第959回
風水で「ライブドア」を占う?

まえに
「ライブドア事件!テレビはバカの鏡?」
という記事を
このコラムで書いたことがありますが、
何人かの読者から、
まさにそのとおり!と、
賛同のメールをいただきました。

ライブドア、村上ファンド、
リーマンブラザーズばかりか、ソフトバンク・・・、
“乗っ取り鮫やら、ハゲタカ”まで取り込んだ、
このメディア戦争の混迷する行方は、
当事者たちにも分からない部分が山積してきたようで、
この事件も、6月の株主総会まで一服の感じですが、
先日、こんな洒落た?企画を持ち込んできた
雑誌がありました。

「関根さんの趣味にしている
 風水環境学や地霊学から、
 ライブドアとフジテレビグループの運気を図ると
 どちらに分があるのでしょうか?
 ぜひ、ニュースを”風水”してください」
掲載されたら、また紹介しますが、
この件について、“風水爺“の僕流に解釈すると
以下のようになります。

          *

結論から言えば、3者の解決策は簡単だ。
フジテレビの日枝会長は比叡山=日枝神社、
ニッポン放送の亀淵社長も吉祥神獣、
さらに“ほりえもん”こと堀江社長も
風水金運には「蔵風聚水」・・・と、
3者ともよい名前なので、
トップ同士で胸襟を開いて語り合えば、
最強のトリオになるはず。
ところが、ことは企業同士の問題だけに、
その立地している会社を取り巻く、
生気、邪気のパワーが、
ますます無視できないと見たらよい。
ここが運気改変のツボだろう。

ニッポン放送のある有楽町界隈は、
織田有楽斎のスパイとしての「地霊」、
フジテレビのお台場は、
幕府の「建設資金難」の「地霊」を
持っているようだから、
「伝統風水」や「ゲニウス・ロキ」
(注・ヨーロッパ古来の地霊学)風に
推理することはまんざらバカに出来ない。

ニッポン放送やフジテレビの企業が背負っている、
逃れられない宿命運が臭ってくるが、
これをクリアするのは
「白馬の騎士」や「灰色の騎士」といった“邪気”を
むやみに入れないことだろう。
フジテレビグループにとって
「前門の虎」がライブドアなら、
「後門の狼」がソフトバンク。
風水風に言わせても貰えば、
「鬼門」からも「裏鬼門」からも、
“邪気”“悪鬼“にさらされるのは考えもの。
それこそ小手先の会社ごっこでは
「墓穴」を掘りかねない運気を秘めている。

          *

さあ、少し“暴論”でしょうかね?
信じるか信じないか?は勝手ですが、
不透明、不確実な時代になればなるほど、
風水学や地霊学といった
東洋思想がもてはやされるわけで、
これは、やはり、この近代150年を凌駕してきた、
「借り物の西欧文明の限界見えたり」の時代ではないか?
僕はそう考えているわけです。


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2005年4月12日(火)

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