元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1033回
暑さに負けず

よいと思ったことは試してみて
体が納得したら続ける・・・
これが僕のスローヘルス健康法の原則ですが、
寄る年波で、ガンばかりか、
いろいろな慢性病に襲われます。
まえに書きました、下っ腹に出来た
アテローマという脂肪垢の瘤は
盲腸より軽い手術ですっかり治りました。

でも、この梅雨時で心配なのは、
持病の椎間板ヘルニアの痛みで、
これには用心しています。
手術で治るというものではありませんので、
急に悪化したら、安静が第一なのです。
ま、時間があれば、温泉に行ってのんびり
安静にすることにしていますが、
もっと大事なことは
日ごろの筋肉トレーニングの積み重ねです。

先日も、帯津三敬病院の看護師さんから、
「ガンの血液検査の数値も
 1.4ですから心配ありません」
と定期検査の結果が電話で入ってきましたが、
人間って、ほんとうにいい加減ですから、
病気もちょっと回復すると、
もう忘れて、体に無理なこと、
体に悪いものを食べたりしてしまいます。

というわけで、体調のよいときこそ、
朝起きてから
腹筋をつけて背骨を支える筋トレは
欠かさないように心しています。
ヘルニアの予防のためだけでなく、
「寝たきりで長生き」ではなく
「元気で長生き」を目指そうと思っているからです。

別に、2キロとか3キロの錘を足につけて歩ったり、
ダンベル運動やマシントレーニング、
重りを負荷しての階段昇降といった、
大仰なものではありません。

マットの上で、腹ばいになって
右左交互に100回ほどバタ足運動をしたり、
仰向けになって、やはり交互に100回、
脚を上下運動するものです。
すぐに痛みが取れるというものではありませんが、
年をとって、硬くなりがちな体をほぐし、
腹筋をつけるというので、
これを続けると効果が出るようです。
また、パソコン仕事が多いので、
近所にある神社の森まで、
1時間の朝の散歩は欠かしません。

この夏も、国内だけでなく、
灼熱の台湾や華南にも
出かける用事が詰まっていますので、
夏バテしないためにも、自分のペースに合った、
“爺さんの筋トレ・スローヘルス”は
欠かさないようにしています。

もちろん、ガンの予防は、
適度の「食事と運動がよい」ということが
WHO(世界保健機関)の報告でもなされています。
みなさんも「暑さに負けず」で、
自分に合った、自分で工夫した、
「運動と食事」の養生に励みましょう。


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2005年6月25日(土)

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