元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1034回
「一飲一食も薬餌となすべし」

「暑さに負けず」
また「元気で長生き」のためには、
自分に合ったスローヘルスな「適度な運動」を
日々心がけようという話の続きです

スローヘルスな運動とともに
最も大事なものが食事ですが、
一応、穀類や芋、かぼちゃ、人参、大根などを使って、
マクロビオティック玄米菜食法は続けています。
ただ、僕が椎間板ヘルニアを患っただけでなく、
うちのカミサンがリウマチと
骨粗しょう症の持病もちですから、
穀物菜食だけではなく、
とくに、骨や軟骨によい食事も心しております。

マクロビオティック菜食法では納豆などで、
カルシウムを補給するようで、
肉はもちろん、
魚介類もあまりよくないと言われますが、
別に、僕たちは体全体の調和を図るために
食事療法を選んでいるので、
「食修行」のためにやっているわけではありませんので、
しらす干やシシャモ、桜海老など、
カルシウムやグルコサミンの多いもので、
なるべく産直のものを食べるようにしています。

中国で、カニを食べて、
食道ガンの患者が再発して死んだという話を
聞いてから、カニは避けるようにしていますが、
桜海老の殻にはグルコサミンという
体内にあるアミノ酸の一種があるというので、
少量ずついただいています。

グルコサミンを摂取すると、
コンドロイチンや
コラーゲンも体内に増えるといわれますが、
その効用のたしかなことは不明です。
しかし、とくに椎間板という軟骨には
血管が通っていないので、
外から栄養補給が難しいというので、
体が要求しているものは、
過度にならないように
食べております。

もちろん、天仙液といった
複合成分の漢方薬も毎日服用し、
ビタミン類、サプリメントや
カルシウム剤も飲んでいます。
しかし、やはり、薬食同源といわれるように、
「人間の体は食事が作る」わけですから、
「元気で長生き・スローヘルス」の基本は毎日の食事です。

古来、日本には
「一飲一食も薬餌となすべし」
「養生の工夫は、節の一字に在り」

という処世格言がありますが、
まさにこれぞ、
現代にも通用するスローヘルスの至言でしょう。


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2005年6月26日(日)

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