元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1056回
ガン手術とは「応急処置」

漢方複合薬の天仙液を使用している
患者のみなさんが集まる
「天仙・患者友の会」に招かれて、
僕も少し、この7年の治療体験について
スピーチをした話の続きです
以下、僕の「手術を拒否しての病院脱走」といった部分は、
このコラムや著書で
何度も書きましたので省きますが、
その日のスピーチの抜粋です。

          *

僕は、食道ガンですが、
抗ガン剤+放射線+天仙液+SOD様食品という
治療の組み合わせ、
そして退院後の食事療法、漢方療法、温泉療法など
代替療法の継続で、
幸運にも、再発も転移もなく
この7年間、延命、いや健存できたわけですが、
そのガン闘病体験でわかった感想といいますか
患者の心得といったものについて
ちょっと話させていただきます。(略)

ガンは、この長寿社会では
半数以上の人が掛かる、
まさに生活習慣病となってきましたから、
「ガンは不治の恐ろしい病気だ」
「ガンは手術しないと治らない」・・・といった
旧態依然とした治療発想が改善される時期に
来ていると思います。

たしかに最新治療の研究開発が
日進月歩のスピードで進んでいるといわれます。
イレッサやハーセプチンといった遺伝子による
分子標的治療が進歩して、
延命を主体とする治療が
取り入れられてきましたが、
これも一部の東京・大阪の病院で、
まだまだ、全国的には、
手術、抗ガン剤の至上主義がまかり通っています。

みなさんも、多くの人が、
手術や抗ガン剤の治療を受け、
その副作用を避け、免疫力、回復力を高める効果を、
天仙液のような代替療法で体感しているわけですが、
医療制度の中で、なぜ公認されないのか?
こうしたジレンマにも悩まされているのが現状だと思います。

僕は、自らの体験だけでなく、
統計的なガンの実態分析してみた結果でも、
西洋医学の妄信主義を止めて、
手術・抗ガン剤といった治療は、
むしろ、切り傷処置、感染症処置と同じように
「ガンの応急処置」と考えればよいのではないか
と思っています。

ガンのような生活習慣が折り重なった病気こそ、
「応急処置」のあとは「体質改善」に励む――
これがガンに克つ!
いや、ガンと共生して、
納得した人生を掴む近道だと思います。

僕の主治医は、西洋医学と中国医学・代替療法を
結合させる統合医療、いやさらに心の治療も加えた
ホリスティック医学の草分けである
帯津良一先生ですが、
これからのガン治療は、
ますます、こうした人間らしい治療の考え方が、
とくに、多くの患者さんの間から沸き起こってくる――、
いや、全国各地で、
こうした「患者会」での活発な情報交換が
現実に始まっていると考えております。


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2005年7月18日(月)

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