元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1141回
「よ〜し、わしが助けてやる」

「東京スポーツ」という夕刊紙で連載中の
「スローヘルス最前線報告−ゆったり治療で生き残れ」
僕の日刊連載コラムの話の続きです
ついでがあれば、ぜひ読んでみてください。
ただし、HiQのコラムと違って、
毎週、月曜日〜金曜日の連載で、
土、日、祝日はお休みです。

先日の金曜日に掲載した、
「ドクハラ医師を撲滅せよ、よ〜し、わしが助けてやる」
の連載記事を読みそこなった人のために
さわりの続きを紹介します。

          *

ところで、親分肌タイプといえば、
四国・高知の土佐清水病院の
院長・丹羽耕三医師がいます。
SOD様食品という
活性酸素を撃退するという
健康食品の開発者として有名です。
ちなみにSODとは
スーパー・オキシド・ディスムターゼの略で、
体内で過剰に発生する
ガンの大敵=活性酸素を退治する酵素のこと。

筆者も、大学病院を退院してから3年ほど、
この医師の処方する薬を飲みましたが、
ともかく
「放射線も抗ガン剤もレントゲンもいかん。
 正常な細胞を破壊する治療は
 寿命を縮めるだけだ。
 いかに残された人生を苦しまずに生きるか!
 これが大切だ」
「よ〜し、わしが助けてやる」と、
大声で励ましてくれるので、
ガンやアトピーの治療に悩む患者が
詰めかけています。

歯切れのよい関西弁でまくし立てますから、
いささか度肝をぬかれるという
患者さんもいますが、
診察を受けているうちに
丹羽医師のほとばしるような
誠意が伝わってくるから不思議な人です。
筆者の妻などは熱烈なファンです。

「病気を診て病人を診ない」――
機械のように患者を扱う治療が蔓延するいま、
ちょっと浪花節でも、
患者本位の治療を心がける
「スローヘルス」な医師や病院に、
多くの末期患者、再発患者が
列を作っていることも確かなのです。
*土屋繁裕医師のキャンサーフリートピア
  http://cftopia.com/
*丹羽耕三医師の土佐清水病院
  http://www13.ocn.ne.jp/~tshp/


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2005年10月11日(火)

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