元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1313回
患者は壊れた機械ではない

「海の精」http://www.uminosei.com/といった
自然海塩の効用や自然食生活を推進する
会員制ガイドブック=「塩の道クラブ・春号」が掲載した、
「元気に長生き スローヘルス!」というタイトルの
僕のインタビュー記事の話の続きです。
これからの長寿時代に、
なぜ「スローヘルスな生き方」が大切か?
そのポイントが再確認できると思いますので、
さらに続きを抜粋紹介しておきます。

          *

患者は壊れた機械ではない!

Q なぜスローヘルスな養生を思い立たれたのですか?

A 僕が代替医療に関心を持ったきっかけは、
  病気や治療について、ろくな説明もしない、
  ぞんざいな主治医に呆れ果ててからです。
  インターネットや医学書で食道ガンについて調べると、
  手術では八割の人が助からないとある。愕然としました。

  それから「自分の命は自分の力で拾うしか手がない」と
  覚悟を決めて、ガンの情報集めをしました。
  手術を迫られた二ヶ月間、
  放射線と抗ガン剤治療の疼痛にウンウンとうめき、
  身をよじらせながら、
  医師に内緒で天仙液という漢方制ガン剤とSOD様食品という
  健康食品を服用しました。
  それが幸いにも相乗効果を起こしたらしく、
  なんとソーセージ大にも脹れあがった食道ガンの悪性腫瘍が
  寛解というか、スッポンと消失してしまいました。

  ところが、主治医は「リンパに転移している」
  「手術をしなければ七ヶ月か八ヶ月で再発する」
  と脅迫してきます。
  そして「手術をすれば三週間でゴルフだってできますよ」と
  詭弁、甘言を労して手術を強要する。
  僕の医師への不信感が溜まりに溜まり、
  ガン病棟を脱走してしまったのです。
  もちろん信頼にたる主治医に巡り会えれば「地獄に仏」ですが、
  現実には僕のように、ノルマ治療をこなそうと
  血眼になるドクターの振る舞いに、
  患者の心理や体は傷つけられている場合が多い。

  いまの日本の医療行政は、なんでも病院、薬、検査、設備と、
  合理的なシステムさえ作ればケアだと
  勘違いしているところがある。
  どうも欧米の借り物のシステム強化に走っている。
  治療は壊れた機械部品の修理、
  医療制度はベルトコンベアのようです。
  ガン治療もマニュアルどおりの
  手術、抗ガン剤、放射線で「切る」「叩く」「焼く」です。
  ガン細胞を叩いても、正常細胞も叩きますから、
  局部は焼き切れても副作用で免疫力が下がり、
  下手をすれば死を早めることにもなりかねません。

患者本位の「いのちの守り方」

Q 西洋医療への不信感が
  代替医療を知るきっかけになったわけですね。

A そもそもガンのような難病は、
  西洋医学や西洋栄養学に頼るだけで
  治せるようなヤワな病気ではありません。
  どんな名医の執刀で患部をきれいに切り取ったとしても、
  それで完治とはいえません。
  それは、ガンが生活習慣病といわれるように、
  ガンの原因はその人のライフスタイルにあるからです。
  それまでの生活を見直して、
  食事、運動、呼吸、漢方薬とホリスティックな養生が必要です。
  これからの医療は患者本位の「いのちの守り方」が
  主体になっていかないといけないと思います。

             *

さて、スローヘルス健康法マスターの秘訣は
「日々の気づき」にあるといった話が、
まだまだ続くのですが、
もし、詳しく読みたい人がいたら、
「塩の道クラブ・春号」
info@shionomichi.com
に問い合わせてみてください。


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2006年4月1日(土)

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