元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1388回
10年も15年も延命できる!

季刊「いのちの手帖」には、
多くのキャンサー・サバイバー(ガン生還患者)の方たちから
「いのちを掴む」ために綴った渾身のメッセージが
【闘病記 ガンはあきらめない】と題して
実名原稿で寄せられたため、
その生きる勇気が賞賛され、
また「いのちの手帖」に対する
関係者からの評価も高まっているわけですが、
そのスローヘルス延命闘病記からの抜粋――、、

「肺ガン、そして脳転移を超えて14年」と題する
元ブリティッシュ・カウンシル留学情報室長の
小澤恵子さんからの原稿の紹介の続きです。

             *

遠隔転移がある場合の西洋医学の治療としては
「化学療法」ということになります。
しかし、現在服用中の経口の抗癌剤でも
十分に副作用がでているのに、
もっと強い副作用が予想される
抗癌剤治療は身体が傷むので避けたいとかねがね思ってきました。

2002年6月に再発して
初回のγナイフ治療を終えた後に、
10年前に最初に肺の手術を受けた病院で、
また肺の手術を勧められました。
手術を断って別の病院に
「遠赤外線全身温熱療法」の治療を申し込んで、
その夏最初の全身温熱治療を受けました。

その翌年の2003年夏にも
もう一度「全身温熱療法」の治療を受けています。
脳への遠隔転移があるくらいなら、
細胞レベルでの小さい転移が身体中にあっても不思議ではないし、
それを食い止めるには温熱療法が効果的ではないかと考えたからです。
2002年6月に都内のある有名病院が
勧めた肺の再発病巣の手術を断って自主退院したときに
『手術をしないと、あと半年か1年だぞ』という
罵声を背に受けながら退院したのですが、
それからもう3年半。
今まで無事に生き延びてこられているのは
この温熱療法のおかげだと思っています。(略)

これからも、騙し騙し、
頑張って粘っていれば、新しい治療法が開発されてくる
可能性もあるかと楽観的に考えています。
それまでは、できるだけ身体を傷めないように、
また免疫力を落とさぬように、
漢方薬、気功、鍼、玄米菜食などの
東洋医学的な方法で体調を整えていくつもりです。

            *

この小澤さんの原稿や、まえに紹介した
黒川さんのメッセージには、多くのガンで悩む患者さんや
家族の方々から、「ガンはあきらめてはいけない」
「いろいろな治療法、養生法の組み合わせで、
10年も15年も延命できることを知りました」といった
メールやFAXをいただきました。

「いのちの手帖」創刊号を読んいない方のために、
「勇気に満ちた闘病記」をよりたくさん紹介したいのですが、
詳しく知りたい方は、
ちょうど、スローヘルス研究会主催の
市民講座セミナー「ガン患者とアンチエイジング」が
6月17日(土)に東京・お台場で開かれますので、
参加希望の場合は、事前登録*1してみてください。
小澤さん、黒川さんのメッセージはもちろん、
まえにお伝えしたように、
前立腺ガン克服の翻訳家の藤野邦夫さん、
乳ガンを告白後、独特の心身養生に励んでいる
女優の宮崎ますみさん、
そして、食道ガンを「切らずに8年延命」している僕・・・
生還患者からのメッセージを直接、聞くことができます。


*1 http://www.aiset2006.jp
(なお、お蔭さまをもちまして「ガン市民講座」は予約満席と
なりましたので応募を締め切りました)


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2006年6月15日(木)

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