元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1414回
続・体調を整える基本料理

夏こそからだを冷やさない、
体を温め、体調を整える
メニューとはどんなものか?
以下は、僕と、岩手の食生活アドバイザーの
鈴木美感子さん(ペンネーム 鈴木博子)の共著
「ガンは食べて治す」(ぴいぷる社)で書いた、
マクロビオティック基本料理の抜粋紹介の続きです。

(4)玄米粥
(消化がよく、体調を整えるのによい)
【材料】4人分
・玄米1/2カップ、水は玄米の7〜8倍・塩少々

【作り方】
1・玄米は洗ってザルにあげる
2・厚手の鍋に玄米と分量の水を入れ、火にかける
3・沸騰したら、とろ火にし、1〜2時間炊く
4・塩を入れて、火からおろす

(5)おめでとう
(胃のもたれや疲労回復によい)
【材料】4人分
・玄米1/2カップ、小豆1/8カップ、
水は玄米の7〜8倍・塩少々

【作り方】
1・玄米も小豆も洗ってザルにあげる
2・深い鍋に玄米と小豆、分量の水を入れ、火にかける
3・沸騰したら、とろ火にし、1〜2時間炊く
4・塩を入れて、火からおろす

(6)味噌おじや
(冷えたからだが芯から温まる)
【材料】4人分
・玄米ごはん2〜3杯、ごぼう50g、油揚げ1枚、長ネギ1/2
だし汁4カップ、味噌150g、ごま油少々

【作り方】
1・玄米ごはんは、だし汁3カップで20分弱火で煮る
2・ごぼうはささがきにする
3・鍋にごま油を温め、ごぼうをよく炒め、アクを飛ばす
4・だし汁1カップをいれ、味噌を加えて、ひと煮立ちさせる
5・油揚げは油抜きして短冊に切り、長ネギは小口切りにする
6・1のお粥に4をいれ、5を加えて、ひと煮立ちさせる

(7)小豆かぼちゃ
(腎臓や糖尿病によい)
【材料】4人分
かぼちゃ70g、小豆 1/2カップ
塩小さじ少々

【作り方】
1・小豆は洗って4倍の水で煮る
煮立ってきたら弱火にして、ゆっくり煮る
2・小豆が良く煮えるまで、水を足しながら煮る
小豆が柔らかくなったら、塩を加え混ぜ合わせる
3・かぼちゃを入れて、水を足し、とろ火でゆっくり煮る
4・かぼちゃが柔らかくなったら火からおろす

とにかく、最近の夏は、猛暑との闘いというよりは、
冷房と猛暑の温度差による
バランス崩しとの闘いですから、
くれぐれもからだを冷やさないように、
特に持病もちの患者さんは気をつけてください。
さらに、もし体調を崩したら、
薬に頼るだけでなく、
食事の改善を図ることも改善への近道なのです。


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2006年7月11日(火)

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