元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1435回
改訂版「しなやかな玄米菜食」が発売!

本日、8月1日から
拙著・改訂増補版「しなやかな玄米菜食」が
全国書店で発売となりました。

いまや便利の代償に命を失いかねない、
食の危機の時代だ!
玄米菜食がいかに優れたバランス食であるか?
そして、いかに、マクロビオティック玄米菜食法が
食べて出す=デトックス(毒だし法)の元祖であるか?
――「元気で長生き」「美しく若生き」の秘訣を、
詳しく改訂増補した増刷版ですが、
まだ、読んでいない方のために、
前書き・冒頭部分の紹介の続きです。

       *

子どもたちのアレルギー、肥満、拒食症の原因は
こうした<食の堕落>からくるものでしょう。
もちろん、親の世代も心身のバランスを崩し、
大学病院の単なる手術や化学薬では治らない、
ガンや糖尿病といった
生活習慣病に悩まされています。(略)

またビジネスの拙速化は外食、個食を盛んにし、
昔懐かしい伝統食や家庭食という
食の知恵を生活の片隅に追いやったといえましょう。
いまや<食卓汚染>と<食の堕落>が
食の危機、命の危機の引き金になってしまったわけです。(略)

では、どうすれば食の危機、命の危機を
脱出できるのでしょうか――。
食卓汚染を引き起こした垂れ流しの政策を批判しつつ、
やはり便利には替えられないと、
いまの食生活に甘んじるのか?
それとも食の堕落を反省して、
食の発想を変えるか?
この二つの選択肢しかありません。
もちろん、選ぶべきは後者でしょう。

たとえば、BSEの肉骨粉問題を防ぐために
政府や業界がトレーサービリティ
(生産履歴情報の追跡)を導入して、
牛などの履歴をコンピュータで追跡したとしても、
どうでしょうか?
その牛の廃棄された「肉や骨」の行方はつかめません。

こうした食の崩壊を目の当たりにして、
アメリカのある医師は、
いまや消費者は「食の闘士=フードファイター」
に変身すべきだと説いています。
またイギリスのあるジャーナリストは
「食の賭け=フードギャンブル」に
私たちは晒されているのだと訴えます。

ですから、政府や業界を
糾弾するだけでよしとするのではなく、
一人一人に、食の思想、いや生活の発想そのものを
変えることが求められているといってよいでしょう。

      *

もう少し、明日も、拙著「しなやかな玄米菜食」の
前書きメッセージは紹介したいと思いますが、
改訂増補版の発売を記念して、
HIQのみなさんに、サイン本のプレゼントを始めましたので、
興味のある方は、別掲の「応募のきまり」に従って、
申し込んでみてください。
また、問い合わせのある方は出版社に直接、聞いてください。
連絡先は、太陽企画出版(03−3294−8231)です。


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2006年8月1日(火)

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