元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1450回
「キレル」を防ぐ食べものは?

共著「ガンは食べて治す」(ぴいぷる社)
という本から紹介する、
「Q&A問答集=毎日楽しみながら出来る
「食養生法」のABC」の抜粋紹介の続きです。

 *

Q&A(7)「キレル」を防ぐ食べものは玄米もち

【質問】最近は子どもだけでなく、
いい大人も「キレル」人が増えてきました。
これもファーストフードや人工甘味料や
肉食の弊害といわれますが、
「キレル」を防ぐ食べものはありますか?

【答え】たしかに食と精神状態は密接です。
だからこそ、子どもたちの食に
大人はもっと関心を持つべきだと思うのです。
「キレル」というのも
食の関わりが大きいと思います。

マクロビオティックでは、
よく「食べるものに性格は似る」といいます。
小魚をよく食べる日本人は群れます。
牛乳をよく飲む人は子牛のようになり、
あごや腕の肉がダラーンとたれてきます。
チキンの好きな人は
にわとりのようにコッコ、コッコとうるさい(?)。
けっこう、複合しているので、
周囲を観察してみてください。

砂糖の摂りすぎは甘い人間を作ります。
かっと燃え上がるくせに、
まあいいか、というところがあり、
根気が強くありません。
お酒も砂糖も等分としては同じなのです。po
アルコールのある分、お酒は肝臓にきますが、
砂糖だって食べ過ぎれば同じです。
また、砂糖の摂りすぎは、
痛みやかゆみを増す、
化膿しやすくなる、
活性酸素が増えるなどといわれます。
こうした知識は
子どもたちの食事を考える時に役立ちます。

「キレル」を防ぐ食べものとして、
ときどき「玄米もち」がよいと思います。
自然食品店で手に入りますから、
食べてみてください。
こんがり焦がして食べると美味しいです。
砂糖、添加物、加工品といった
陰性食品で冷えた体が温まります。
子どもが気軽に食べられますし、
玄米より陽性に分類されています。
また、おこげは
体内の化学物質を排泄してくれるという
役割もあります。


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2006年8月16日(水)

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