元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1451回
疲れには「味噌おにぎり」

共著「ガンは食べて治す」(ぴいぷる社)
という本から紹介する、
「Q&A問答集=毎日楽しみながら出来る
「食養生法」のABC」の抜粋紹介の続きです。

 *

Q&A(8)疲れには味噌おにぎりと味噌おじや

【質問】僕の後輩からこんなメールが来ました。
「仕事に集中しすぎて疲れが取れない。
昔は強精ドリンク剤などを飲んだり、
一日寝れば疲れが取れたが、
どうも最近上手くいかない」と。
なにか「疲れ」によい食べものはないですか?
【答え】 判断力がしっかりして、
前向きな気持ちになるためには、
「おこげ」が一番です。

味噌おにぎりを焦がして
カリカリにして食べるのがよいです。
ただおこげが多いと胃にきついかもしれないんで、
スープや番茶といっしょに食べてください。
逆に糖分の入ったもの、
多くの水分は優柔不断となったり、
落ち込んだりします。
そのほか、食べられるのであれば
ウニとか牡蠣とか小魚などいいです
(食べすぎはいけませんが)。

サケは食養生法では
お肉と同じような位置づけとなりますが、
少量いただいただけで体がしっかりします。
これらは冷えの強い人にときどき用います。
緑の野菜が少し足りないようならば、
動物性より野菜の方が有効だと思います。

味噌おじやも体が温まって元気が出ます。
玄心といった飲み物があります。
玄米をじっくり時間をかけて黒炒りしたものを、
じっくり煎じたのが玄心です。
塩を少し入れて飲みやすくしていただきます。

極陽性で、食養の手当てに使います。
手術後とか、病気のとき、疲れたときに飲みます。
極陽性なので長期間は使いません。
玄心を煮て、米粒までクリーム状にしたものを
離乳食とか手術後の玄心のあとに飲みます。

玄米をキツネ色に炒って、
それを煮込んだものを玄米クリームといいます。
これは、病気の人に食べさせると
とても滋養がありますし、
これらは口の中からさえ
吸収されるといいます。
レトルトもありますが、
創り手の気のこもった手作りが一番です。

いま、黒炒りの玄米全粒粉の
ブラックジンガーが売られていますから、
手軽にお湯で溶いていただくのもいいですね。
ただし、水分は陰性ですから適度に。


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2006年8月17日(木)

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