元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1449回
「50回噛むといい」

共著「ガンは食べて治す」(ぴいぷる社)
という本から紹介する、
「Q&A問答集=毎日楽しみながら出来る
「食養生法」のABC」の抜粋紹介の続きです。

 *

Q&A(6)「50回でも100回でもよく噛む」ことが基本

【質問】マクロビオティックでは
「50回でも100回でもよく噛んで食べる」ことが
基本だといいますが、このほかに、
主婦として女性として日ごろから料理で心がけること、
参考にしている料理本は?

【答え】わたしの師がよく言います。
思い出したときに50回噛みなさい、と。
食事のひと口目でもいいし、最後のひと口でもいいし、
50回噛むことで、唾液の分泌や、
ホルモン分泌を促してくれるそうです。
全部、50回噛めばそれに越したことはありませんが、
噛むことを意識していないとむずしいと思います。

夫の実家に行ったとき、
「50回噛むといいそうですよ」と言って、
せっせと噛んでいたことがあります。
食事時間が5分程度という家族ですから、
はじめこそわたしに付き合っていましたが、
さっさと食べてみな立ち上がっていきました。
そういうわけで、わたしはまわりに合わせながら、
思い出したときによく噛むようにしています。
昨年の夏は、調子に乗って
冷たいものや果物をけっこう食べたので、
冬になって冷えが出てきました。
みなさんはいかがですか?

手足が冷たくなるのですが、
お腹まで冷えていないようなので、
以前よりは成長したなと思います。
テルミー(温熱器具)をかけたり、
梅醤番茶を飲んだりしています。
だいぶ体が温かくなってきました。
家庭では、うどんや味噌おじや、
具だくさんの味噌汁などを
よく作るようにしています。温まります。(略)

食材の持っている陰陽を
上手に組み合わせた調理法が
陰陽調和料理です。
「陰陽調和料理で健康」(梅崎和子著、農文協)は、
読みやすい本です。
上に向かって伸びる陰性の食材はなべの下に、
下に向かって伸びる陽性の食材はなべの上へと
重ねて調理します。
すると、なべの中で陰陽が調和された
料理ができあがるというのです。
季節によってその重ね方が変わってきます。

 *

なお「味噌おじや」のレシピについては
このコラムの「第1414回  続・体調を整える基本料理」
掲載してありますので、
興味ある方は参考にしてください。


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2006年8月15日(火)

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