元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1515回
「いのちの手帖」の投稿募集

「いのちの手帖」第2号にも、
多くの方々から購入申し込みをいただき有難うございました。
この場を借りて、みなさんの温かいご支援に感謝いたします。
創刊号に続けて読んでいただいた方、
また、新たに創刊号と合わせて購入していただいた方から、
たくさんの励ましの声をいただきました。
少しでも、患者さんや家族のみなさんと、
気持ちを分け合って、
スローヘルス=ゆったり人生を共有できれば幸いです。

なかには「第3号も期待して待っています」と、
早々と、メッセージをいただき、
編集部一同、心ときめきながら、
いま第3号の準備に入っているわけです。
「もっと、発行回数を多くしてほしい」といった声もありますが、
とにかく、少しでも読者のみなさんに
費用負担のかからないように、
少人数で、いわばボランティア方式で
編集作業をすすめておりますこと、
また、すべて、寄稿者の手ずから書き上げた原稿を掲載することを
趣旨としているため、雑誌の作成には多少、時間がかかること、
以上のような理由で、
じっくりと編集させていただいているわけです。

まえにも書きましたが、
ガンや難病の本といいますと、
大抵が、医師や病院、
製薬会社の意向にのっとった記事が大半で、
実際に、思案し、苦しみながら暮らしている
患者や家族の実態や希望はないがしろにされているのが現実です。
また、多くのマスメディアでは、患者主体の雑誌など出版しても
儲かるわけもありませんから、
実は「患者が読みたい、いのちのメディア」は皆無なのです。
たとえば、多くのガン本を開けばわかりますが、
「抗ガン剤」ひとつにしても、まるで
「魔法の万能薬」のように紹介され、
激しい副作用に苦しみもがく患者を知り目に、
「病院や医師のいう処方に素直に従うことが
QOL(いのちの質)を高める治療だ、模範的な患者だ」といった
論調の記事が、巷に溢れているわけです。

これではいかん!
まるで「患者を壊れた機械」としてしか考えないような
治療サイドの都合だけで「ガンの記事」や「ガンの本」が
流布されてはいかん!患者はただ惨い治療で
いのちの早める結果に陥るだけではないか?
そう考えて、「いのちの手帖」という、
患者本位の小さな雑誌を発刊することにしたわけです。

もちろん、大出版社の発行する雑誌には
とても数の上では及びもつきませんが、
コピーや病院での回し読みを含めて、
数万人の読者に読んでいただいている手ごたえを感じております。
有難うございます。

すでに、「いのちの手帖」第3号については、
有名作家やジャーナリスト、もちろん、
患者、家族のみなさんから珠玉の原稿が到着し始めていますので、
来年の2月末には発行の予定ですので
もう少々お待ちいただきたいと思います。

というわけで、せっかくですから、
創刊号、第2号と読んでいただいた読者のみなさんからも、
感想なり、意見をいただきたく、
第3号には「投稿欄」を設けますので、
「いのちの手帖・感想文の件」表記していただき、
さらに「住所、氏名」をお書きの上、
ぜひ、メールにて送ってください。
「400字〜800字」程度でお願いします。
しめきりは、12月1日です。
採用分には、薄謝を進呈いたします。よろしく。


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2006年10月20日(金)

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