元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1539回
「いのちの手帖」がアジアの週刊誌に

季刊「いのちの手帖」が、香港から出版されている
中国語の週刊誌「亜州週刊」で、
写真入りで紹介されました。
「走出絶望 珍惜生命」という健康特集です。
「珍惜(チェンシー)」とは「大事にする」といった意味。
絶望を乗り越えて、いのちを大事にした人たち・・・
といった意味合いの記事です。

乳ガンの尼さんや、子宮ガン、乳ガンに襲われた台湾の女性が、
天仙液などの漢方複合薬を活用したり、
精神的な希望を高めて、ガンを克服していったという話と共に、
僕のガン克服歴、さらにホリスティック医療を基本とした
スローヘルス研究会の活動が紹介され、
最近の情報として、季刊「いのちの手帖」が出版されたことが、
表紙の写真入りで紹介されたわけです。

とくに「いのちの手帖」第2号は、
サンフランシスコと台北に在住のイディス・シーさん、
フランス人のアンドレ・キャラビさん、
そしてスイス在住の佐々木舞さんといった執筆者からも、
エッセイや闘病記を寄稿していただいたので、
日本国内だけでなく、
海外でも、ユニークでスピリチャルな雑誌として
じょじょにですが注目されてきたのはうれしい限りです。

「関根進さんは、かって、多くの雑誌の編集長を経験してきたが、
とくに「週刊ポスト」誌を100万部にしたことで有名。
ところが、10年ほどまえ、食道ガンに見舞われ、
絶望の淵に立たされたが、手術を拒否して、
天仙液の併用など統合的な療法で、
5年生存のハードルをクリアした。
爾来、自分の体験をホリスティック医学で理論化、体系化し、
スローヘルスという養生法を提唱。
スローヘルス研究会というガン患者学の研究組織を立ち上げ、
希望に満ちた、新たな人生に踏み出している」
といった内容の記事です。
ここで面白いのは、僕が発案した
「スローヘルス=ゆったり健康法」という
造語を「温和療法」と、簡明に訳してくれたことです。
ホリスティック患者学と意訳したり、
創造的患者学と超訳して、
みなさんにもメッセージをおくってきたわけですが、
ちょっと、分かりづらいこともあったと思います。
さすが漢字の国・中国ですね。

以後、早速、「スローヘルス=温和療法」として、
12月1日に発売のいのちの手帖・新書版シリーズの第一弾!
「ガン延命学 新書〜希望こそ良薬 あきらめは毒薬」
(帯津良一・推薦、関根進・著 書斎屋・刊 定価900円)
というポケット版の新書本のサブタイトルから
「スローヘルス(温和療法)のすすめ」として
使わせてもらうことにしました。

ちなみに「ガン延命学 新書」については、
発売が近づきましたら
また、このコラムでも詳細はお知らせしますが、
総頁280ページ、漫画イラスト入りで、とても分かりやすい
「スローヘルス(温和療法)のすすめ 51則」です。
巻末には「いのちの患者手帖」として、3大付録がついています。

話が横道にそれましたが、
この「亜州週刊」の記事の最後は、僕のコメントとして
以下のように締めくくられていました。
「最大的毒物是称自己放棄、
而希望與楽観就是最好的薬」
つまり「希望こそ良薬 あきらめは毒薬」です。
「いのちの手帖」からのスローヘルス・メッセージは、
アジアのガン患者さんや家族の皆さんたちにも
伝えられたことになります。


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2006年11月13日(月)

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