元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1757回
「週1玄米食」でも効果あり

まえに、オレンジページという出版社の
山本洋子編集長から送られてきた、
「マクロビオティックスタートブック」(2,900円)を
このコラムで紹介したところ、
ものすごい反響がありました。

もうすでに読んだり、注文している人もいると思いますが、
200ページの大判ムックで、
いま話題のマクロビオティック玄米菜食法の
決定版ともいえる本です。
美容に、健康に、玄米菜食を試してみようと思っていた人には、
初心者にも分かりやすい、解説と料理法、レシピが
ぎっしり載っていますから、これはお勧めです。

ちなみに目次の概要は以下のようなものです。

【01】マクロビオティック入門
・マクロビオティックで心地いい毎日を
・マクロビオティックの主役は玄米
・玄米にもおいしいまずいがあります
・マクロビオティック料理には本物の調味料を
・乳製品をとらなくてカルシウム不足にならない?ほか

【02】玄米でマクロビオティックをスタート
・まずは玄米を炊いてみましょう
・鍋でも炊けます
・ふりかけでシンプルに味わってみましょう
・玄米むすびは、おべんとうにもおすすめです
・こんがり焼けばおいしさも格別 焼きむすび
・週1玄米でも効果はあります(略)

以下、大きな項目だけをあげておきましょう。
【03】おいしい玄米レシピ
【04】野菜でマクロビオティック
【05】豆腐でマクロビオティック
【06】マクロビオティックのスープ
【07】マクロビオティック麺
【08】マクロビオティックスイーツ
【09】マクロビオティックノート
【10】食材インデックス

さて、ガンのような生活習慣難病の患者さんばかりでなく、
メタボリック症候群に悩んでいる方、
もうすこし体をスリムにしたい方、
「マクロビオティックって、
歌手のマドンナやトムクルーズが実践していて
効果がありそうだ」と気になっている方、
もし、試してみようと思うなら、
分かりやすい解説ときれいなレシピ写真付の
このムック
「マクロビオティック スタートブック」は最適だと思います。

第2章「玄米でマクロビオティックをスタート」の章に
「週1玄米でも効果はあります」という項目がありますので、
編集部からのアドバイスを抜粋紹介しておきましょう。

         *

玄米がいいとわかっていても
いままで食べてきたものをいきなり
全部替えてしまうのは大変ですね。
何より好きなものをやめるのはつらいこと。
そんな人でも、週のうち1食だけ玄米に替える方法なら、
気軽にスタートできます。
わずかな玄米でも、
体内に入ると細胞が少しずつ気づいてくるはずです。
身体を玄米に慣らしていくうちに、
自然においしさも感じるようになります。(略)

         *

と、「週1玄米食」のすすめを説いていますが、
最初は「玄米ごはん」のパックから始めてみよう――、
基本は「玄米ごはん」+「みそ汁」「たくあん」「梅干し」
「ごま塩」です――、
と、とにかく、
こまかい配慮が行き届いているのがこの本の特徴です。


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2007年6月19日(火)

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