元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1796回
続・「いのち」を感じる服

マクロビオティック食堂「あらいぐまの台所」というお店が
東京・目黒に開店した――、
その開店イベントの作家・山口泉さんの
「いま、宮澤賢治をどう見るか?」と題する講演会に行ってきた――
料理も講演もおおいに楽しんだが、
山口さんがゆったりと着ていた「タイ自然素材服」が
とても気になった――という話の続きです。

さて、なんとも気になった山口さんが着ていた
手つむぎ自然素材の「うさとの服」ですが、これは、
山口さんと遠藤さんの友人でタイ・チェンマイ在住のデザイナー・
さとううさぶろうさんが製作している
「いのちを感じる服」だというのです。

「関根さんも、わりと個性的な着こなしをしていますから、
これもきっと似合います。試してみてください。
着ると、赤ちゃんの肌のようにやさしいんです。
来週、このタイの天然素材衣類のデザイナー・
さとううさぶろうさんの作品展がこの店で開かれるんですよ」
と、山口さんがしきりと奨めるのです。

僕も病気を患ってからは、堅苦しい洋服やシャツは一切ダメで、
なるべくガーゼに近いような素材のシャツや、
ダボダボのLサイズを選んで着るようにしていますから、
好みに合いそうなファッションだなあと思ったのですが、
ある日、風水グッズに埋もれた書斎で、
ダボダボのエスニックシャツを着込んで、
パソコンを打っていたら、
「お宅のご主人、中国の方ですか?」などと、
出入りの大工さんに間違われたりしたこともありますから、
そのときは遠慮したんです。

ところが、家に帰って、
その「うさとの服」のホームページを見たら、
なるほど、とても深い製作コンセプトを持っていると
メッセージされているではないですか?

題して「赤ちゃんにも着せたい自然素材。
『いのち』を感じる服」
というコンセプトが目に飛び込んできました。
そうだ。いのちの養生や環境運動というと、
「食」と「住」のことは
大事に考える傾向が強くなってきましたが、
「衣」のことは、
とかく軽視しがちだなあ・・・と思い知らされたわけです。
興味のある人は、さとうさんのHP※1を覗いてみてください。
ちなみに、メッセージの一部は以下のようなものです。

今、多くの人が自然食とか、
オーガニックの食べ物を取り入れていらっしゃるでしょう?
そういう人は皮膚呼吸が活発になると思うんです。
多くの現代人はそれを忘れているんです。服も同じです。 
      
自然の恵みをそのまま活かした"うさと"の服は、
タイの多くの人々の手を通して作られています。
綿、ヘンプ(大麻)、蚕を育て、それらを紡ぎ、撚り、糸にする。
その糸を草木で染め、素朴な織機で布を織り、
その布がうさぶろうのデザインにより服となります。

素材を吟味し、時間をかけながら心を込めて作られたものには、
自然の命が感じられます。
本物の自然素材。
身体がよろこぶ
"うさと"の服をぜひご体験ください。

         *

食の愉しみを満喫しようと、
マクロビオティック食堂
「あらいぐまの台所」に出かけていったわけですが、
絵も、音楽も、そして、知的な愉しみも堪能させてもらい、
また、自然素材ファッションの肌触りの
素晴らしさも教えてもらったことになります。
おそらく、遠藤さんや山口さんが目指している
マクロビオティック(偉大なる生命の知恵)とは、
こうした人間の身・魂・心・そして社会環境といった
「ホリスティックな生命場」を作ることにあるのだなあ・・・
と、僕は勝手に感じたわけです。


1  http://www.usaato.com/


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2007年7月28日(土)

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