元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1821回
「鈍感力」は人生と諸病の妙薬?

いま発売中の『安心』9月号 1に、
作家・渡辺淳一さんのベストセラー書「
鈍感力」を基にして構成した、
「人生と諸病の妙薬『鈍感力』万歳!」という特集が載っています。
渡辺淳一さん自身も著書に書かなかった話を
「少々のことではへこたれず
明るく前向きに生きる「鈍感力」こそ幸せを招く力」と
インタビューで公開しています。

渡辺さんによれば「鈍感力とは、小さな違いに目くじらを立てず
根本で分かり合うパワー」の意味で、
これは病気の克服ばかりか、
個人の人生、国際平和にも役に立つ発想法というわけです。
いわば、敏感力ではなく「鈍感力」こそ、
これからの複雑社会に望まれる
「こころの自己管理力」というわけです。

この特集は30頁の大特集で、
以下のように2部構成となっています。

【第1部】 鈍感力こそ成功するカギ
・少々のことではへこたれず
明るく前向きに生きる「鈍感力」こそ幸せを招く力
・ 仕事のストレスや妻の死から
私を立ち直らせてくれたのは祖母からの教え「運鈍根」
・脳内出血を乗り越え舞台に復帰してわかったことは
人への感謝と鈍感力の重要性
・食道ガンを切らずに8年間生きている
私のモットーはスローに鈍感に生活すること
・鈍感力こそが肌本来の免疫を活性化して
トラブルと無縁のプルルン美肌になる秘訣
・過敏な心をコントロールして
うつの予防や改善に有用と精神科医も認める鈍感力療法
・あなたはどれだけ“鈍”なのか? 
鈍感力診断テスト

【第2部】鈍感力は血管力だ
・私が鈍感力をすすめるのは健康の要
“サラサラ血液”になる医学的根拠があるから
・血管がしなやかになり若返ると
血管の専門医がすすめる「ふくらはぎ運動」
・高ポリアミン食の王様・納豆は老化による炎症を抑えて
動脈硬化をはじめ諸病を防ぐ
・高脂血症は脂質異常症に名前が変わったが
数値に一喜一憂しない鈍感力も必要
・血管に負担をかけずに体力が上がり
脳も活性化すると大学教授と考案の踊りプログラム

さて、この特集の中で、僕もインタビューを受けました。
題して「食道ガンを切らずに8年間生きている
私のモットーはスローに鈍感に生活すること」という項目です。

なかなか発想法としても、養生実践法としても
面白く構成されていますので、
読んでみてください。
このほか「小指は全身の名医」といった、
いかにも健康雑誌の「安心」らしい特集も載っています。
内容は・・・
・不眠、夜間頻尿、耳鳴り、めまいが
すぐに改善したと小指湿布が全国的に大ブーム
・小指湿布のはり方とQ&A――といったものです。

1 http://www.makino-g.jp/anshin/index.html


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2007年8月22日(水)

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