元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1838回
邱永漢さんの「いのちの金言名句」

来週から「いのちの手帖」の最新号、第4号秋冬特大号が
発売となります。すでに全国の方々から、
予約注文の申し込みが殺到しています。
ありがとうございます。
お手元に届くまでにもう少々時間がかかりますので、
お待ちください。

お問い合わせ、購読希望の方は、別掲の購読の手引き=
◆季刊「いのちの手帖」及び「ガン延命学 新書」の購読の手引き◆
にしたがって、ご連絡ください。詳細は
スローヘルス研究会編集部の方から返信いたします。

もちろん、HiQの読者のみなさんからも
問い合わせのメールをたくさんいただきました。
詳しい目次一覧は、
このコラムの第1817回に紹介しましたので、
興味のある方は、
ここをご覧いただきたいと思いますが、
みなさんとは、HiQの主宰者である
邱永漢さんを通じて「縁」をいただいているわけで、
もちろん、その邱永漢さんの連載特別寄稿
「邱永漢のいのちの金言名句」も掲載させていただきます。
邱さんファンは必読です。

「いのちの手帖」の創刊号から、
「お金の神様」であるとともに、
いまや「いのちの神様」とも敬愛されている
83歳の邱さんの実に人生の深奥に迫る処世訓を
連載執筆していただいているわけです。

●いのちの手帖・創刊号「一生書生―糖尿病の人は頭を使え」
●いのちの手帖・第2号「気平らかなれば一生は楽し」
●いのちの手帖・第3号「年をとってから事業に失敗してはいけない」

すでに読んだ方もたくさんおられるでしょうが、
まさにお金だけでなく、いのちの財産も大事にしようという
珠玉のエッセイです。

というわけで、こんどの「いのちの手帖」第4号の
邱永漢さんの金言名句は
「“気はこころ”と“一攫千金”」と題するものです。
さわりを紹介いておきます。

           *

皆さんは子供の時から
日本語を喋って育っている人が多いので、
日本語にどんな特徴があるか気がつかない人が
多いかも知れません。(略) 

たとえば中国人は「いい天気ですね」
という代わりに「吃飯了鳴」(ご飯食べましたか)とききます。
それは中国人がなかなか飯にありつけなかったから
だという人もありますし、
中国人は食いしん坊で、
食事が天気より大切だと思っているからだという説もあります。

それに対して日本人が天気のよしあしを挨拶言葉
にするのは日本人がお天気屋だからだと解釈する人もあれば、
天気が作物の出来不出来を左右するから、
実利とつながっているのだと説をなす人もあります。

日本人が天気を気にすることは紛れもない事実ですが、
私たちがふだん使っている日本語の中で
最も頻度激しく出てくる言葉は気という字です。
景気もそうだし、人気もそうだし、
「病は気から」という病気もあります。(以下略)

           *

どうですか? 興味津々のエッセイでしょ。
邱永漢さんには「中国人と日本人」という名著がありますが、
その論考に基づいた金言名句です。
興味ある人は「いのちの手帖」第4号をどうぞ。


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2007年9月8日(土)

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