元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1839回
心のマッサージ・マガジン

明日から「いのちの手帖」
第4号・秋冬特大号が発売されますが、
ガンの患者さんや家族のみなさん、
さらに健康に詳しい作家、ジャーナーリストのみなさんから
寄稿していただくエッセイ・マガジンです。
「いのちの手帖」の発刊のキャッチフレーズは
以下のようなものです。
――「いのちの手帖」は、心のマッサージマガジンです。
元気で長生き!これからは、
温かく和やかに(スローヘルスに)生きることが
一人一人の賢い知恵で
ポケット携帯版の小さな雑誌ですが
気軽にゆったりとお読みください――、
すでに、このコラムや拙著でも
発刊趣旨についてメッセージしてありますが
新しい読者のみなさんに、簡単に解説させていただきます。
これは拙著「ガン延命学新書」に掲載した内容です。

        *

●心のマッサージ・マガジン=「いのちの手帖」を発刊した理由 
ところで、筆者は、
この2006年3月、小さな季刊雑誌を創刊しました。
雑誌の題名は「いのちの手帖」、
キャッチフレーズは“心のマッサージマガジン”です。(略)
なぜ、発刊を思い立ったかといいますと、
本来、病院の姿が「患者の癒しの家」
「いのちの広場」であるべきですが、
現状は、あまりにも、かなりかけ離れていると痛感したからです。
さらに、まるまる8年間――
ガンと付き合って来て、とても気になることがありました。

世間のガン情報の傾向を眺めておりますと、
大半が「コレを読めば治る!」とするものと、
いや「治らない=まやかしだ!」とするものの
両極端のメディアが氾濫しているのですね。
多くの患者が、独善折伏式、
いや一方通行式のガン情報に振り回されているといって
言い過ぎではありません。
日本では、年間32万人がガンで亡くなる、
いや、300万人以上の人たちが、なんとか工夫を重ねて
延命・養生しているにもかかわらず、
大半の情報が医師サイド、
病院サイド、行政サイド、薬業者サイド、
そして治療師サイドからしか発信されていない――、
これはおかしいぞ!と思ったわけです。

“ガン難民”“長寿難病社会”といわれる時代に、
肝心の患者や家族のサイドに立った
メディアが皆無に等しいというのはどうしたことか? 
もちろん、何人かの賢明な担ガン者ジャーナリストたちから、
「ガン患者学」という新しい視点が提起され、
患者主体の治療への提案がなされるようになりましたが、
商売の採算が合わないからでしょうか? 
それを扱うメディアが、あまりにも少ないのが現実なのです。
というわけで、小さくてもよいから患者本位の雑誌を作ろう! 
患者と家族が腹のそこから処世観を表現できる
「いのちの広場」を作ろう! 
これが発刊に踏み切った大きな理由です。
ホリスティック=つまり、心身のいのち丸ごとを考える
「いのちの広場マガジン」の立ち上げでした。
雑誌の題名も「最新ガン治療!」「ガン!これで治る」
といった患者の気持ちを逆撫でするような陳腐なものではなく、
ありのままに「いのちの手帖」と決めたわけです。

            *

趣旨に共感した人は、一度、手にとって読んでみてください。
目からウロコの実体験と闘病の知恵が得られるはずです。

最新号「いのちの手帖」の詳しい目次一覧は、
このコラムの第1817回に紹介しましたので、
興味のある方は、ここをご覧いただきたいと思いますが、
お問い合わせ、購読希望の方は、別掲の購読の手引き=
◆季刊「いのちの手帖」及び「ガン延命学 新書」の購読の手引き◆
にしたがって、ご連絡ください。詳細は
スローヘルス研究会編集部の方から返信いたします。


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2007年9月9日(日)

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