元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1882
修道院のハーブ療法(1)

いま若い女性の間で流行っている
薬草ハーブによる植物療法=フィトセラピーについて、
本場ドイツの様子を勉強しようと思い、
神戸で開かれた「ドイツにおける植物療法」という
セミナーを聞きに夫婦して行ってきました。
このセミナーは第1844回のコラムでも紹介しましたが、
以下のような内容でした。

●ペーター・ゲルマン フィトテラピーセミナー 
〜ドイツからの植物療法=『予防の為のハーブ』〜
・日時・10/8(祝)  午後12時30分〜
・場所・神戸市立布引ハーブ園 森のホール
・主催・ヒルデガルトフォーラムジャパン
・協賛・国際植物療法協会・ノイホルム研究所  その他

ご存知の方もいるでしょうが、
会場の「布引ハーブ園」は
新神戸駅の北側の高さ418メートル、
世継山の南斜面にあり、
新神戸ロープウェーの風船のような丸いゴンドラに乗ると、
眼下にポートアイランドをはじめ、
神戸の町と海がいったいの景色がひろがります。
その終点に「森のホール」や「香りの温室」があり、
癒しの植物・ハーブの香りが存分に楽しめます。

「森のホール」は150名ほどが入れる木造の素敵な多目的ホールで
ハーブの愛好者や、
フィトセラピスト(植物療法士)を目指す
若い女性で満員の盛況でした。
もちろん、ハーブの利用方法及び歴史についての
資料館も併設されていましたので、
今回のセミナーには絶好の会場でした。

さて、ペーター・ゲルマンさんによるフィトテラピーセミナー 
〜ドイツからの植物療法=『予防の為のハーブ』〜ですが、
このドイツ植物療法の根本思想が、
薬草などで肉体と精神のバランスがとる
ホリスティック(全体的)療法=ヒルデカルト医学というものです。

ヒルデガルト医学の研究家・ペーター・ゲルマンさんと。

そのヒルデカルト医学の研究家として活躍中の
ペーター・ゲルマン氏が来日し、
本場ドイツ植物療法の講演をしたわけです。
ちなみに講演者のペーター・ゲルマン
(Peter Germann)さんの略歴は以下です。
《ドイツハイルプラクティカー連盟(BDH)副会長。
1995年、植物治療における
特別な功労を認められ
Clemens-von-Bnninghausen- Medailleを受賞。
民族医療協会”Gy・zhi”植物治療の学校”を設立。
民族薬理学、民族植物学、虹彩学などの指導を行っている》

「植物は様々な成分によって,私たちの心身の歪みを取り除き、
自然治癒力を高めてくれます。
山に咲く花、道端に生える草、
今まで見過ごされてきた植物の隠されたパワーを、
五感全体で体感してみませんか?」として、
ペーター・ゲルマンさんは、
フィトセラピー(植物療法)の歴史と効用を
分かりやすく話しておりました。
「フィトテラピーとは、古代ギリシャ、エジプト、ローマなど
ヨーロッパを中心に発展した伝統療法、自然療法のひとつです。
また、ヨーロッパ一の賢女と呼ばれ、
ベネディクト女子修道院長であり、
思想家、宗教学者、作曲家、詩人、チャネラーとしても有名な
聖ヒルデカルトが12世紀に確立した自然療法医学です」

薬草療法、心身療法と言うと、
東洋医学の専売特許のように見られがちですが、
西洋医学の本拠であるドイツには、
実に論理だった自然療法の伝統があるのですね。


1 http://www.shinkoberopeway.com


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2007年10月22日(月)

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