元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1918回
乳ガンの温存手術とデトックスの効用(2)

朝日新聞の「患者を生きる」というコラムの
新シリーズ「がん」で、僕の友人の逸見晴恵さんの
ガン体験記が6回連載で始った――、
合わせて、いま発売中の「いのちの手帖」に掲載されている、
「●ときめき対談●逸見晴恵VSイディス・シー
子宮ガン、乳ガンを超えて
もっと、わくわく、 もっと、輝いて・・・」を読もう――、
という話の続きです。
司会は、ガン克服9年の僕があたりました。
前回に続いて「いのちの手帖」の対談「乳ガンの温存手術と
デトックスの効用」の内容を紹介します。

         *

司会:で、シーさんの場合は、食事とか漢方とか、
また天仙液といった養生法を使うことによって、
免疫が落ちた分だけ上げる、
さらに全体の体質のレベルアップを図ったわけですね。

シー:はい。実際に放射線を受けてみてわかったのですが、
効いていることよりも何倍も何十倍も、
疼痛と息苦しさに悩まされました。
具体的に言いますと、
放射線を受ける前は普通に呼吸できたのですが、
呼吸できなくなったり、五臓六腑が痛みを感じたり、
言葉で説明できない苦しさがありました。

司会:虚脱感といいますか、人生が辛くなるような疼痛ですね。
生きるのがイヤになる。

シー:食事がイヤになる。寝るに眠れない。
本当に辛かったです。
その放射線の副作用を軽減して
パワーを取り戻してくれたのが天仙液でした。
それ以外に、とくに食事に注意して菜食を多くしました。
また、ガンになる前には、全く運動とかしなかったのですけれど、
それからは運動をするようになりました。

逸見:散歩や水泳もいいといいますね。

シー:以前は、体が弱かったので運動しなかったのですが、
積極的にするようになりました。
運動といっても、まずは歩くこと。
病院に通う時も一時間くらいかけて歩いていくようにしました。
散歩も少し早めに歩くのがよいですね。
それと、放射線治療の後に
伝統医療のツボマッサージをしてもらいました。
放射線治療は体全体が毒におかされているのです。
だから専門のマッサージで排除するのです。
天仙液とかマッサージとかをやりながら、
寝る前には必ず、時間をかけてお風呂に入り体を温めます。
普通より少し高めにして、耐えられるくらいの熱さで。

逸見:よく、体温の低い人がガンになりやすいといわれます。

シー:そのとおりですね。ガンになる前には、
汗をかくことはあまりしませんでしたが、
放射線することによって、全に毒が溜まるわけですから、
それを排除するために、できるだけ汗をかくことを心がけました。

司会:今流行のデトックス、
毒だし健康法と温熱健康法の工夫ですね。
僕は、女性の患者さんに、冬、体冷やさないように、
必ずクビを冷やさないようにマフラーでもして出かけるように
奨めているのですが、なかなか守れない。
女性は脂肪が厚いから、そんなに寒くないのかなあ・・・
と思ったりします。

逸見:いや、寒いですよ。
首筋を冷やすのはよくないですね。

         *

「いのちの手帖」第4号に掲載の20ページ対談特集では、、
病院や医師に聞いてもわからない、
女性ガンの悩みと問題点が次々と明らかにされています。


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2007年11月27日(火)

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