元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1969回
病床楽吟(3)

詩を書く、短歌や俳句を作る、
もちろん小説やノンフィクションを書く、
絵を描くといったことが、
ガンの心の養生効果を挙げる――、

僕の大先輩に講談社の常務をやっておられた、
内田勝さんという天才的でタフな編集者が
肺ガンと宣告されて、手術ではなく、
抗ガン剤治療とハナビラタケの養生法で過ごしているが、
そのエネルギーアップのヒケツは、
趣味の短歌つくりにあった――、

「病床楽吟」と題して入院中に作りまくった短歌は
なんともパワフルで痛快な名句ばかりだったので、
これぞ、いのちのエネルギーを高める心の養生法だと思って、
「いのちの手帖」第4号にも原稿をお願いした――、
その抜粋紹介の続きです。

         *

●愚(ぐ)なるかな万本の煙草千升の酒
地獄の淵へ猪突猛進
*小生、30代〜40代のモーレツ時代、
亥年生まれの性格の故か、
地獄が大口を開けて待っているのもものかは、
ただ猛進するのみの日々であった。
されど憶々(ああ)、“愚なる人生”、また楽しからずや。

●癌なる字読みも字面も凶々(まがまが)し
欝という字と双璧をなす
*“坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い”の類か。
癌と欝の2字、嫌字コンテストをやれば、
東西の横綱、確実。
おまけに、両字ともに当節はやり文字の両雄なり。

●癌センター待合室は人・ひと・ヒト
癌亡国の実景ここに
*“人・ひと・ヒト”は、
本来生気に満ちた存在である”人“が、癌に侵され、
次第に無機質化(ヒト)していく有様を、
かく表記せり。
地球もチキュウ化の時代。

●副作用どこ吹く風の元気顔
見舞いの客は拍子抜け顔
*見舞い客をびっくりさせた”元気顔“(←ぼく)の秘密は、
近年の抗ガン剤治療の大幅改良に依るところが大。
加えてこれはまだ確定的なことはいえないが、
病院処方の薬剤とは別に内々服用している
”奇跡のキノコ“ハナビラタケの効用であるかも・・・。
(詳しくは三五館刊「ハナビラタケの可能性」をどうぞ)

●癌治療最前線は真っ二つ
西洋医学派VS自然治癒力派
*自然治癒力派の最左翼は、
菜食・玄米食(玄米噛み噛み、百回、二百回)で、
人間が本来備えている免疫力
(それをダメにしたのが肉食中心の西欧式食生活という訳)を取り戻し、
癌の治癒を目指している一派であるが
ワタクシ的には少々たじろいでしまう。
それより、秋の川に上ってくる鮭をたらふく食べて、
松の樹に自生するハナビラタケで口直しする
北の国の熊さんのナチュラル・パワーに組したい
(自分が道産子なので、根強い熊信仰が・・・?)

●当番の男性看護師わが脈を
オカマのごとく柔(やわ)と触れたり
*「お脈とりましょうね」言葉つきまでそれっぽくてゾクゾク。
脈拍が心配?      (以下略)

           *

まさに、内田さんの「病床楽吟」を読むと、
う〜ん、なるほど、ガンと「同行二人」、そして、
いのちのエネルギーを高める
「心の養生」の極意が分かると思いませんか?
ガン養生は、決して薬とメスだけではありませんね。


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2008年1月17日(木)

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