礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第50
日々意識と復習を

本連載がスタートし、
今回で50回目を迎えました。

読者の皆さま、そして、邱先生をはじめ、
編集部の皆さま、さらに、弊社スタッフ。
皆さま、本当にありがとうございます。

さて、50回を区切りにここで、しつこいようですが、
今までの振り返りを行いたく存じます。

現在、私は名古屋出張からスタートし、
富山にてこの原稿を書いています。
今回の出張は美容業界からの講演のためです。

マナーの心と、その心があれば、どのような言動になるか、
ということを、実演形式でお伝えします。
今回は、対象者が美容業界ですから、
参加下さる方々が、即、実践できるように、
その方々に合った具体的な内容で講演を進めます。

おかげさまで、講演は大成功!
美容師1年生のマナコミ講座』(女性モード社)
という私の新刊もたくさんお買い上げいただけ、
講演会の主催者や出版社に恩返しができたかな、
と嬉しく思っています。

そうです。
マナーとは、お互いをハッピーにするもの。
ビジネスマナーであれば、そこに金銭が絡んでまいります。
講演をすれば、ほとんどの場合は講演料を頂戴します。
その金額と講演の内容、
そして、受講者の感想が最低限、一致しなければ、
私は仕事をしたことになりません。

もしも、評価が低ければ、講演料を頂戴できません。
もし、評価が高ければ、本も売れ、
次回の講演依頼をその場で頂戴したりなど、
ハッピーの渦が巻き起こり、
その場にいる人、関係者一同、自然と笑顔になりますね。

先日、ある大手企業へ
“顧客満足”を目指すマナー研修にまいりました。
そのときに、大変素敵な受講者がおり、
研修後に本連載コラムを拝読している、との連絡を頂戴しました。

そのEメールの書き方は、大変マナーのある書き方で、
受信し、拝読した私も心が和みました。
1通のEメールに、マナーある書き方をすれば、
また、マナーあるコミュニケーションをとれば、
そこに必ずハッピーがあることを、再認識しました。

本日の宿題

50回目の連載を節目とし、
お時間のあるときで構いません。
お手数ですが、もう一度、連載を読み直して、
“心”と“会話術”の復習と実践をしましょう。


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2009年2月26日(木)

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