礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第51回
日々意識と復習を その2

前回の続きです。
良いコミュニケーションとは、すなわち、
互いがハッピーになるコミュニケーションをとれる人同士の間で
成り立ちます。

皆さんは、覚えて下さっているでしょうか?
マナーコミュニケーションの会話術の本質を。

たとえば、人に何かをお願いしたいときには、
どのような言い方、書き方をするのが、
マナーあるコミュニケーションでしたでしょうか?

人に何かをお願いするときというのは、お願いをする人は、
最終的に相手から何かをしてもらうためにお願いをします。
従って、自分がして欲しいことを、
相手から快く行ってもらえるような
コミュニケーションをとる必要があります。

相手に心地よくなっていただくための会話術は、相手を褒めたり、
相手の立場にたって相手をねぎらう言葉を伝えたり、
命令ではなく、依頼、お願いをする言い方、
すなわち「〜をお願いできますでしょうか?」
「〜をして下さいますでしょうか?」など
相手に伺いをたてる言い方を用います。

このお話は以前にも行っていますが、
実践できている人が少ない、と印象をもっています。

ぜひ、みなさん。
知ったことは知るだけではなく、実践しましょう。

たとえば「教えて下さい」の場合の
「下さい」は、日本語の文法上では丁寧語ですが、
マナー的には一方的な言い分をしている、
という意味で命令形と捉えます。

万が一、「下さい」を用いたら、
すぐそのあとに「お願いします」のひと言を付け加えることで
フォローできます。

相手に対してマナーある伝え方をすれば、
相手は良い気分となって、
あなたの欲しているものを提供下さることでしょう。

マナーは、相手に対する思いやりをもって接することにより、
最終的に自分にもプラスが訪れることです。


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2009年2月28日(土)

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