礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第164回
今、私が心から伝えたいこと「マナー意識への危機感」

前回の本コラムにおいて、
「私は今まで、ひとつひとつの仕事に精魂込めて、
楽や手抜きをすることなく
心を込めて全力を尽くしてきました」とお伝えをしました。

ひとつひとつの仕事に精魂込める。
全力を尽くす。
これらの仕事の中には無償のものもあります。
無償でも有償でもそれらに対する気持ちはまったく同じです。
私はいつもこのような気持ちで仕事をしています。

本コラム。
私は無償で週に基本的に
3回の原稿を書かせていただいております。
時に、精魂込めて原稿を書ける状態でないときは、
休載にさせていただくこともあります。

本コラムのテーマは礼儀。マナー。
私は私から希望をして質問コーナーを設けてもらいました。

理由は、私が一方的に書きたいことを書くのではなく、
皆さんのお知りになりたいことを情報としてご提供したいと思い、
質問コーナーを設け、
そのご質問に出来る限りのお答えをしようと思いました。

マナーは心。相手の気持ちを考えること。
今まで多くのご質問を頂戴しました。
その質問の仕方に礼儀がある人。ない人。
また、質問コーナーであるのに、
そうではない内容のものを頂戴するときもあります。

中でも応援メッセージは、
本当に有難く、毎回書いていて良かったな、
と私自身が皆様から幸せな気分にしていただけるときもあり、
本当に有難いと思っています。

E-MAILの書き方、人に物事を伝える伝え方、
コミュニケーションのとり方も
すでに本コラムでお伝えをしています。

「hiQ」そして「邱先生」の読者の皆様は
本当にマナーある方々ばかりだとお伝えをしてまいりました。
年末年始、お時間のある方は、
ぜひそれらの伝え方を復習し、
実践下さると大変嬉しく思います。

私は長年の「マナー講師」としての諸活動を通して、
近年、日本社会全体を取り巻く
マナーに対する意識に強い危機感を抱いております。

そこで、今回を含む3回のコラムを通して、
「マナーに対する考え方、そしてこれからの日本人とマナー意識」
について、過去の私のコラム上での提言も振り返りながら、
もう1度皆さんと考えていきたいと思います。


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2009年12月12日(土)

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