お金をかけずに磨きをかける、賢いワザの玉手箱

第98回
洗顔 Vol,3
ターンオーバーに洗顔でアクセル!

ひと昔前・・・こんなキャッチフレーズが流行りましたよね?

「私は洗顔だけです。」

当事の美容本などを古本屋で見つけたりすると
誰もが、お肌の基礎は『洗顔』と唱えます。
お肌にとって洗顔こそ命!
美肌にとって洗顔をガンガンする事だけが唯一の方法!
みたいな・・・

大切なお肌の保護成分の事も考えず
肌本来のバリア機能がある・・・なんて発想もなく
ひたすら顔を洗えと言うのです。

お肌のターンオーバーは28日周期だと言います。
その周期が年齢と共に、ドンドン遅くなっていって
お肌の老化が進んでいく。
お肌のターンオーバーを上げてあげる事によって
若いころのような美肌を取り戻す。
という発想もあります。

が、ソレは本当でしょうか???

アメリカでは最新美容技術の革新によって、
お肌の表面の古い皮膚を溶かして
中の皮膚をむりやり表皮にしてあげる事によって
シミ・シワが消えて、色が白くなって、
肌年齢が若返るという施術があります。

そんな危険な美肌信者は別にして、
私達の肌は、現在ターンオーバーの遅れを気にするどころか
ターンオーバーが早すぎてお肌を痛めつけているんです。

なぜなら、劇的クレンジングで肌のバリア機能にダメージを与え
ダブル洗顔でピカピカ、キュッキュッと言うまで肌を洗い上げる。
朝、起きれば、朝からこんもり泡洗顔で、
毛穴の奥まで汚れを一掃する。

気付けば、自分の肌本来の機能を忘れるほどに清潔に丸裸・・・
そんな状態でお肌が悠長にしている訳がありません。
眠っている間にお肌を復活させるようにと、必死で頑張るのです。

そして、過剰に細胞が作られるようなサイクルが出来てしまい
いつのまにか、ターンオーバーが
28日よりも早くなってしまうのです。

だから、最近の女性は肌の薄い人が増えているのです。

薄い肌を作ってしまう原因の一つに、洗顔のしすぎ・・・
というのもあるのです。

そして、その日々のお手軽・入念洗顔で
細胞の頑張りが追いつかなくなったとき
肌は、くすみ始め、シワっぽくなり、
年齢以上のお肌に枯れていってしまうのです。





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2007年8月9日(木)

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