税理士・濱田善行さんの
「こんなんありだ税っ!」

第42回
講演会

先日、猪瀬直樹氏の講演を聞いてきた。
ボクはこういう機会があるとホイホイ出かけて行く。
なぜなら、その直後から、
メディアで発せられるその人の言葉が、
より有意義なものに変化してボクに届くようになるからである。

今回の講演では、
「生きるとはリスクをとること」
「ビジネスチャンスは不便なところにある」
「具体的な提案をすること」
など、一見当たり前のような言葉でも、
その迫力に感心させられることしきりであった。
そしてなによりも、今のボクに一番響いたのは、
最後に付け加えられたこの話だった。

「ボクは本を読まずに偉くなった人を知りません。
ですから目についた本はできるだけ買ったほうがいいです。
そしてそれを10分でいいから丁寧に読んでください。
読めるようならば続けて読めばいいですが、
やめたくなったらそこでやめてしまってもいいです。
そしてさっさと本棚に入れてしまう。
これを繰り返して2〜3年経つと、
本棚に入れた本が自分に訴えてきますから、
今すぐモトをとろうなんて思わないように。」

本が本当に訴えてくるかどうかは知らないが、
読もう読もうと思っていると
プレッシャーでイヤになってしまうから、
電車の待ち時間でも、風呂が沸くまでの時間でも、
なにしろ10分だけと決めて、とにかく読み始めてみろ、
ということなんだと理解した。
おそらくこれは、猪瀬氏が編み出した
ストレスから開放されるためのひとつの方法だったんだと思う。
側坐核がどうのとか、アセチルコリンがどうのとか、
そんな話しは出てこないが、
これはまさしく「すぐやることのススメ」であった。

講演に行くといつも思う。
どんなに偉い人でもボクらとそんなに変わらない。
目と鼻と口と耳があって、一日24時間、一年365日。
違うところがあるとすれば、
「すぐやること」だけだということはわかってきたのだが、、、。

また来週。


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