第71回
返済のいらない公的資金もあります。

「お金を借りる」で重要なことは
返済することだと言ってきましたが、
返済のいらないお金があります。
これが、国や地方自治体からの補助金・助成金というものです。
補助金・助成金は、
地方自治体が国からもらうだけではありません。
中小企業向けにも補助金や助成金があります。

例えば、昨日の中小企業庁のホームページ
「経営革新」の欄を見てください。
「経営革新支援法の手引き」に
「本法に基づく支援策の概要」というものがあります。
その中に、
「経営革新のための新商品開発等に対する補助金制度」
があります。
これは、新商品・新サービスを開発して経営革新を図る場合に、
市場調査費、試作品の制作費などの費用の3分の2を
補助してくれるものです。

それから、今は、雇用関係の助成金が多くあります。
中小企業庁のホームページの「雇用人材」欄の
「労働対策について」を見てください。
例えば、「中小企業雇用創出人材確保助成金」は、
新規事業を開業した場合、あるいは新事業に進出した場合に、
雇い入れた従業員の給料の4分の1を補助してくれる制度です。
4分の1の補助をしてもらえるのは6か月分のようです。
開業して従業員を雇った場合に
従業員の給料はどうせ支払わなければならないものですから、
申請して助成金がもらえたら資金的に助かりますね。

8人までもらえるようです。
4人雇った場合、半年は1人分の給料が無料というわけです。
その後は自分で給料を払わなければならないので、
助成金がもらえるからといって無理して多く雇用したり、
給料の額を多くしたりしないようにしてください。

それから、国からもらう助成金だと少しずるしても
もらった方が得だということで、
嘘の申請で助成金を受け取るケースがあります。
これは詐欺罪になり、
実際に逮捕されているケースもありますので、
みなさんはそんなことはしないでくださいね。


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2002年12月4日(水)

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