弁護士・高島秀行さんが紹介する
事前に備える賢い法律利用方法

第204回
読者からの質問

前回は久々に
読者からの質問を取り上げました。
みなさんから、ときどき、
質問をいただいておりますが、
あまり取り上げておりません。
申し訳ありません。

なかなか質問を
取り上げない理由としては、
みなさんからの質問のほとんどは、
みなさんが巻き込まれた
トラブルについて
細かい事情を書いてこられて、
どうなるかを教えてほしいというものです。
僕に、その相談に
無料でのって欲しいという気持ちはわかります。

しかし、みなさんの身に起きた
トラブルについて
細かい事情を考慮して、
このページに書くことは
かなり難しいことです。
したがって、
質問をいただいたとしても、
質問は単純化して、
他の読者のみなさんに
役立つ情報となるように
回答することにしています。

そこで、質問を単純化、
一般化できないようなご質問には、
残念ながら回答していないのです。
本当に、自分のトラブルについて、
適切なアドバイスを受けたいとすれば、
個別に法律相談を受けてください。
法律相談は、有料となります。

以前は、月1回無料相談日を決めて
その日に事務所へ
来ていただいていたのですが、
日にちが特定され、
事務所に行かなければならないのが
面倒なせいか希望者が少なかったため、
現在は、無料法律相談はしておりません。
なお、以前から
無料のメールでの法律相談は
行なっておりませんし、
今後も行なう予定はありませんので、
その点はご了承ください。

いろいろ書きましたが、
みなさんからのご質問には
なるべくお答えしようと
思っていますので、
「こんなことを聞いたら変かな?」
とは思わずに、質問してください。
例えば、

「離婚したいけれども、
年金分割の制度が開始されるまで
待った方がよいのか?」や

「高齢のお父さんがいるのだけれども、
悪徳業者に騙されないよう
防ぐ手段があるか?」、

「亡くなったお母さんの
預金について調べたいけれども
どうしたらよいか?」

などという家族の問題から、

「家賃を支払わない借主に対しては
どうしたらよいか?」

「兄弟で持ち合っている
会社の株を整理したい」

など、不動産や会社の問題でも、
かまいません。
みなさんからのご質問をお待ちしています。


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2006年11月2日(木)

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