第13回
謎の職業webデザイナーとは? 前編

前回が食い詰めたライターの話だったので(苦笑)、
今回はもうチョット夢のある話をしたいと思います。

読者の皆さんはwebデザイナーと聞いて、
どんな職業なのか想像することが出来るでしょうか?
パソコン持っていないヒトにとっては宇宙人みたいな感じ?
インターネット歴3年ぐらいで
なんとなく想像できるって感じじゃないでしょうか?

実際、筆者にしても知人のwebデザイナーに取材するまでは、
どこまでがwebデザイナーの仕事の範囲って知りませんでしたから。
確か二年ほど前にも「webデザイナーってどんな仕事?」
っていう取材をしたんですが、
その時に比べると今回の取材時に
はwebデザイナーという仕事が明確になってました。
前回の時は、なんでもかんでもインターネット上のデザインは
全部webデザイナーという雰囲気がありましたから(笑)。

はい。
で、簡単にいうとホームページのデザイン・構築をする仕事です。
ホームページの作製というと
IBMの「ホームページビルダー(註1)」などが有名ですが、
もちろんプロはこのようなモノは使いません。
では、プロは何を使うかというと、エディターソフトです!
HTML(註2)をエディターソフトで書いてサイトを構築するんです!

嘘です。
今はもうそんな面倒な事するデザイナーさんはいません(註3)。
マクロメディア社のドリームウィーバーとファイヤーワークス(註4)
という2つのメジャーなソフトを使ってサイトをデザイン&構築します。
他にも色々なソフトが発売されていますが、
とりあえずこの2つが定番です。
これが使いこなせるようになれば
どこに出しても 恥ずかしくないwebデザイナーです。
え?
フラッシュもバンバンに動くサイトにしたい?
そういう場合は、
フラッシュの得意なデザイナーさんに外注で出します!(笑)。
最近はそこまで分業化が進んでいます。
ビックリしましたが本当です。

以前は大企業のクライアント相手なら、
ホームページ作製(約10ページ)だけで100万円!
+そのランニングコスト(サイトの運営管理費)で毎月数万円!
などといわれていたこの世界ですが、
この不況のご時世どーやらチョット変わってきたようです。
その辺りのことは次回さらに詳しく紹介します。


註1: IBM社が開発、販売するホームページ作製ソフト。
初心者でも簡単、手軽にホームページを組み立てることが出来る
というナイスなソフト。
実売15,000円ぐらい?

註2: ハイパーテキストメークアップランゲージの略
(だったと思う……)。
インターネット上で使用されるプログラム言語の一種、
この一種類に限定されている為、
インターネット上ではWindowsでもMacintoshでも
同じサイトを見ることが出来る。

註3: 二年前の段階では話には聞きました。
でももういないかも……。

註4: この2つのソフトをセットで使いこなすデザイナーさん多し。
両方でも10万円未満とプロの道具としては良心的価格。
ちなみに筆者はドリームウィーバーしか使ったことがない。


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2002年11月2日(土)

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