第21回
LANの敷設作業で簡単リッチに! 後編

前編ではLAN敷設作業の概要を紹介しました。
さて、後編ではその詳細を紹介していきます。
なお、実際のLAN敷設では
最終調整段階でWindowsのネットワークと
ダイアルアップ(コントロールパネル内)で様々な設定を行いますが、
その部分はクライアントの要望によって毎回違う設定となるため省略、
今回はインターネットに接続までを作業範囲としています。

まず、用意する物です。
ネットワークカード(Ethernetカード)(註1)、ハブ(註2)、
専用ケーブル、同軸ケーブル、
各種コネクタ、ターミネータ、ルータ・サーバ等です。
列挙すると凄い装備のように感じますが、
ルータ・サーバ等以外は
パソコンショップで3000円程度の物ばかりですのでご安心あれ。

まず、全ての電源を落とします。
次にLANに接続するパソコンの筐体を開けて、
PCI Bus Slotにネットワークカード(安い物だと1000円強から)
を差し込んでいきます。
差し込みが終了したら電源を入れて起動、
Windowsのデバイスマネージャーから問題の有無をチェック。
問題無ければ、
ストレートタイプのケーブルでパソコンとハブを接続していきます。
オフィスなどの場合は、
この時に床のカーペットを剥がす必要が出てくるので注意が必要です(註3)。
5〜6台程度のパソコンならば、
通電してWindowsを起動、TCP/IPの設定をすれば作業終了。
ね? 簡単でしょ?

数十台のパソコンの場合だと、
さすがにハブ経由でのインターネット接続はキツイので、
サーバ等を用意することになりますが、
それでもサーバ、ハブ、パソコンと接続していけば
基本的な作業内容は一緒です。
こんな簡単な作業で作業代金の相場は、
パソコンのセットアップ一台/1万円〜。
LAN敷設作業がパソコン50台として50万円〜60万円程度、
と実にボロい商売です。

最後に友人にも教えてあげたい営業方法ですが(笑)、
基本はインターネットサイトでの広告。
しかし、意外と効果的なのがNTTのタウンページなんですねコレが。
本気でやってみたいヒトにはコチラをお勧めしておきます。

と、いうワケで駆け足で紹介しましたLANの敷設作業、いかがでした?
次回は、同じクライアントからさらに稼げる
「格安サーバ製作方法」をご教授いたします。


註1: ネットワークカードには
10ベースTや100ベースTなどの種類が存在するが、
一般的なLANの構築であれば10ベースTでOK。

註2: スター型、カスケード型などがあるが、
一般的なのはスター型なので、ここでもスター型として紹介してます。

註3: この作業は1人では厳しいので応援を頼んだ方が無難。
ただし技術は必要ないのでアルバイトで充分。


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2002年11月10日(日)

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