第24回
超格安! 自作パソコン製作法 前編

えー、前回ではサーバの製作方法を伝授したワケなんですが、
さすがにちょっと分かり難いところもあったかもしれません。
そこで、今回と次回で「超格安! 自作パソコン製作法」
と題して説明していきたいと思います。

パソコンが「生もの」や「シーズンもの」
なんて言われ出してから久しくなります。
実際パソコンの発売は年に3〜4回(註1)と、
女性服の流行以上のスピードで商品が入れ替わっています。
つまり、三ヶ月前に買ったパソコンが早くも型遅れ! 
というコトも往々にしてあるワケでして、これは非常に困った事態です。

しかも、これだけのスピードで進化しているにもかかわらず、
相も変わらずフリーズしたり
青画面(註2)が登場したりと全然安定しておりません。
CPUのクロックが常識外にアップしたり、パソコンでTVが見れるよりも、
まずはWindowsが安定して動作するパソコンが消費者から望まれている
というコトをメーカーは分かってないのでしょうか?

それならば、メーカー頼りを止めて、
いっそのこと自分で作ってしまいましょう。
実際日本のパソコンメーカーなんてただの組立屋さんです。
パーツは全て海外のよそのメーカーから買っているんです(註3)。
それを海外の工場で組み立てて
メーカーのステッカーを貼ってるだけなんですね。
それならば、自分でパーツを買ってきて組み立てた方が安くあがりますし、
なにより自分の好きなパソコンを作ることが出来ます。

好きなパソコンというのは「好みのパソコン」というコトです。
パソコンメーカーはすっかりスピード競走に夢中で忘れちゃってますが、
パソコンにも好みがあって良いと筆者は思うワケです。
例えば「超安定しているワープロ専用パソコン」とか、
「メチャメチャ速い画像編集専門パソコン」とか
「絶対にウィルス感染しないパソコン(註4)」とかあってOKだと思いません?

そういうワケで次回はこの中から一例として
「超安定しているワープロ専用パソコン」の作り方を紹介いたします。
しかも、超激安! 50,000円〜です。
なんでこんなに安いかは次回のお楽しみということで(笑)。


註1: メーカーによって異なるが日本のメーカーの場合年3回のところが多い。

註2: 見たことの無いヒトはWindowsの非常に安定している良いマシンです。
買い換えたりせずに使い続けることをお勧めします。マジで。

註3: マザーボードやグラフィックボードなどのボード関係は
台湾のメーカーから、メモリーは韓国のメーカーから、
ハードディスクはアメリカのメーカーから購入していることは有名です。
ちなみに日本のメーカーはこれらパーツ製造から完全に撤退しています。

註4: 無理っぽいと思うでしょ? ところが可能なんですねー(笑)。
現に筆者のパソコンなんて一度もウィルスにやられたコト無いですヨ。
秘密は機会があれば別項として紹介いたしますデス。


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2002年11月13日(水)

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