第56回
アフィリエイトプログラムってなに? その2

「アフィリエイトプログラム(註1)とはバナー広告である」。
では、普通のバナー広告とどこが違うのか?
説明したいと思います。

普通のバナー広告は、大別すると2つのタイプに分かれます。
・クリック保証型広告(註2)
・ページビュー保証型広告(註3)

これら2つともに共通しているのは
「クリックしてもらうと利益が生ずる」というポイントです。

一方、アフィリエイトプログラムもクリックが必要なのですが(註4)、
その後が違います。
クリックして広告先サイトへジャンプした顧客が
そのサイトでショッピングをすると、
その購入金額の一部(註5)が「成果報酬」として
バナー広告を掲載したサイトのオーナーへ支払われるのです。
このような広告形態を
・成功報酬型広告
と呼びます。

かなり大雑把な説明になりましたが、
広告としての違いを分かってもらえたでしょうか?

説明が終わったところで、
実際にアフィリエイトプログラムに参加するとします。
さて、何が必要となるのか?
答えは1つだけです。
そう、「自分のサイト(ホームページ)」さえあれば、
基本的に誰でも参加可能(註6)なんですね。

同じようにアフィリエイトプログラムに参加しているサイトでも、
儲かっているサイト、全然儲からないサイトがあります。
同じヤルならガッポリ儲けたいもの。
それじゃ「儲かる・儲からない」の違いはどこにあるのか?

次回ではそこら辺をを検証していきたいと思います。


註1: アフィリエイトとは「提携」という意味。

註2: クリック1回に対して○円支払われるというタイプのバナー広告。

註3: バナー広告を掲載したページに対する
アクセス数を保証するタイプのバナー広告。
クリック数は関係無く、例えば10,000アクセスに達するまで
バナーを配信し続けます、というタイプ。

註4: アフィリエイトプログラムを名乗るシステムでも、
完全なアフィリエイトであることは少なく、
その多くは、アフィリエイトプログラム+クリック保証型=成功報酬型
というケースが多い。

註5: 売上の○%〜0.○%というパターンが多い。
また、売上の多いサイトに対しては
このパーセンテージがアップするというケースもある。

註6: 申し込み時点で要審査。
アダルト系やアングラ系サイトなど
広告主が嫌がるような内容のサイトは審査で落選というケースが多い。


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2002年12月15日(日)

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